前回は慢性疲労に至るまでの流れを書いていきました
慢性疲労の中でも、カゼなどがきっかけとなって
ひきおこされる、慢性疲労症候群という病気があります
こうした患者さんを調べていったところ
前頭葉を中心に脳の様々な部位で
血流低下など機能低下がおこっているそうです
前頭葉というのは
意欲や情動をコントロールする
考える
自律神経の働きを調節する、など
とても幅ひろく活動している部位なのです
そのため、機能低下がおこると、
意欲や集中力の低下
イライラ・不安
自律神経失調症
などといった症状がみられるようになります
こうした状態にたいして
鍼灸治療はどのような作用があるのか?
次はこのあたりについて書いていきたいと思います。