[家さがし物語#10]ご無沙汰しておりますエダマメ住宅さん | 好きなことして生きていこうよ

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好きな音楽がしたくて、その時間を作りたくてネット物販などで起業。
そんな、ある日、電子ピアノをもって旅をし、出会った人たちの温かい支援のもと、ついにコンサートを3回も開かせてもらう。めっちゃ幸福!
その後、コンサートの回数を増やし、活動を広げている

前回



山田ハウス売却を決意した僕は、さっそく知り合いの不動産屋へ電話をかけました。



(電話)トゥルルルルル


エダマメ住宅 「はい、こちらエダマメ住宅、担当の渡辺(仮名)です。」


嘉「渡辺さんですか?どうも嘉です、ご無沙汰しております。」


渡辺 「嘉さん、どうも、ご無沙汰です。」



嘉 「あの、実はついに自分の物件を手に入れたのですが・・・」


渡辺 「おお、それはおめでとうございます!」


嘉 「いやぁ、その後いろいろありまして、さっそく売却を考えております。」


渡辺 「そうなんですね、ちょっと待ってください。」



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実は、自分の初物件(通称山田ハウス)を買う前のことですが、

友達であり、不動産投資仲間のラクヲともう一人の友達を連れて、

「⋆市街化調整区域の土地を買って、30万くらいで小屋作って、ノートパソコンで起業しようぜ」

みたいなことを提案していた時がありました。

その時に調整区域の土地を紹介してくれたのがエダマメ住宅の渡辺さんでした。


いい感じの土地物件を半額まで交渉で落として、開発許可も県から取れそうだったのですが、
肝心の「起業する内容」を考えて考えていなかったので、結局は企画倒れで終わりました。

その時は「友達と何かやりながらみんなで一生ずっと楽しく過ごしたい」という事が目的だったので、目的達成までの過程については何にも考えていませんでした。

現在その土地には、どこかの誰かのキャンピングトレーラーが置かれています。
そのトレーラーの持ち主らしき人と仲間がみんなでバーベキューみたいなことをやっているのを一度見かけたのが最後、それ以来は訪れていません。
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飯田「どうも、エダマメ住宅 担当の飯田(仮名)と申します。一軒家を売買したいとお伺いしました。」



嘉 「はい、家を売りたいと思っております、できる限りはやく。」



飯田 「そうですか。 まずは物件を見させて頂ければと思いますが、住所はどちらでしょうか?」



嘉 「○○町xx-xx番地、平屋の一戸建てです。」


飯田「はい、わかりました。それでは後日、調査にお伺いしますね。」



嘉 「はい、宜しく願いします。」




そして2日後、僕とエダマメ住宅の飯田さんは現場に集合し、僕は家の中を飯田さんに案内しました。




嘉「ここです。」


飯田「おお、思ったよりきれいですね。」


嘉 「売ろうと思ったので、隅々まで掃除しましたよ、先週。」


飯田「なるほど、たぶんすぐ売れると思いますよ。」


嘉「それで、家の写真を既に撮っておいたんですけど、物件を広告に載せるときは、僕の写真を使って頂けますか?」




*不動産サイトに掲載されている写真は、物件所有者ではなく、不動産屋がテキトーに撮ったものも結構多いので、非常にもったいないなぁ、といつも思っていました。

そこで僕は自分で写真を撮って、「奇跡の1枚」的な写真を5枚くらいとって、飯田さんに渡しました。


飯田「おお、すごくきれいに撮れてますね。」


嘉 「僕の選りすぐりです。これを広告用にはこの写真を使って頂けますか?」



飯田 「はい、わかりました。」


飯田 「まずは、地元の情報誌の広告に写真を掲載して、様子を見てみたいと思います。」



嘉「え、それだけですか・・・ネットには掲載しないんですか?」


飯田「ええ、まずは地元広告からで、それで買いたい人が来なければネットに掲載したいと思います。」


嘉「そうですか・・・」



僕としては、自分の物件の存在をできる限り多くの人に知ってもらいたかった。競争してより高値で売れることに越したことはないですし。



飯田「で、おいくらで売りに出しますか?」



嘉「そうですね、もともと200万で売ってたから、200万でお願いします。」



飯田「わかりました、じゃあさっそく広告に載せますね。」



それから数日後、エダマメ住宅の飯田さんは地元の情報誌の広告に僕の物件情報を掲載してくれました。



僕の山田ハウスの情報が掲載された日、



(電話)トゥルルルル



嘉「はい、」



飯田「どうもご無沙汰しております、エダマメ住宅の飯田です」


嘉「ああ、飯田さん、どうも。」



飯田「本日、嘉さんの物件が地元の情報誌に掲載されましたよ。」


嘉「ああ、そうですか、それはそれは迅速なご対応に感謝いたします。」



飯田「それで、もう買いたい人からの電話が3件、来ました。」


嘉「ええっ!? えらい、早いですね!?」



飯田「ええ、一番早かったのは、○○町の住人の方で、嘉さんの物件のご近所に住まわれている方ですよ。」



嘉 「へぇー、そうなんですか。地元の広告の影響力はすごいですね・・・」



飯田 「ぜひ物件を見たいそうで、来週にでもお見せしようと思っています。」



嘉 「そうですか、早いに越したことありませんから、もちろんぜひお願いします。」



嘉 「あれ、あと2件問い合わせがあったんですよね? 他の人はいくらで買いたいって言ってます?」



飯田「2件目の人は、減額して買いたいそうです。」



(おおっ、ついに僕が指値をされる時がきたっ!)
(指値されるとなんかヘコむぁ・・・。)



嘉「その人は却下ですね。200万でいい、って言ってる人がいるなら、その人にお売りしますよ」


飯田「わかりました、それでは1件目の買主様とお話を進めさせて頂きますね。」


嘉 「はい、お願いします。」




こうして、僕の初物件(通称山田ハウス)は、予想外の事件もありましたが、
結構あっさり売却できそうです。


嘉 「安値で買っておいて本当に良かったわ。(安堵)」


嘉 (ありがとうドルフ博士、ありがとう、ロバートキヨサキ、ありがとう不動産投資の大勢の先駆者様たち!!!)



そしてあっさり決済の日を迎えるのでした  つづく