※2016年7月31日のコラムの再アップです。

 


自分で起業して、人の起業も支援して
いつもどこかで思う事は、
長く仕事が続く事と、
いつまでも愛されるものを、
と思っている。

私のような無形のサービスを
扱っている業態は、
扱っている人間性などで、人が集まる。

だからプロモーションや
プロデュースがいるのだけど。

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人は飽きるのは早い。
ばーっと盛り上がったものは
一気に盛り下がる事も多い。

一気に広まったものとは
飽きられるのも早かったりする。
芸人とか芸能界を見ても同じかな。

自分の事業が売れたとき、
その売れた時にこそ
自分の基礎や土台を作る時で、
浮かれている暇などなく、
この時点で次ぎを見越して
今やれることを最大にやる。


次の手を打つ、とかじゃなくて、
人間関係でも事業形態でも、
うまくいっている時に、
揺るぎないものを作るのだ。

これは毎日の積み重ねで、
人の動向、流れ、フィードバック、
自分の状態、協力者の数、物事の流れ
それらをよく見て、土台を構築する。

簡単に言えば、周りとの協力体制を
強固にしたり、お金があるうちに
自分の媒体のてこ入れや、準備をしておく。

それをやりながら、
新しい事にチャレンジし、
革新的なものを提供し続ける。

そうやって顧客との信頼関係を構築していく。

長く事業が愛されるためには、
お客との信頼関係は不可欠だ。


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どこかのコンサルや、
影響力のある人ばかりを見るのではなく
目の前の顧客を良く見る事。

目の前のひとりひとりを大事にすることで、
事業は長く愛され、安定していくのだと
心の底から思っている。

依存は許さず、自分の足で立つ事、
周りと協力し、周りから愛される人間になること。
それを常に伝えて来たつもり。

私もそうであるように、
日々努力している。

目の前にいる人間を愛し、
その人の思う現実のために努力し
成果を上げて行くことこそが、
事業として何より大事だと思っている。


それを積み重ねたとき、
今度は顧客が私や事業を
助けてくれるようになるのだ。


そうなれば、個人としても
事業としても揺るぎない土台が作られ、
長く愛される事業に発展して行く。

ビジネスがうまく行き始めた時こそ、
そこに目を向け、ひとつ一つやることだ。

地味で地道な作業だけど、
それこそが、肝なのだと
私は考えているし、
そう伝えている。