172センチ
53キロ
で、違う意味で「ガリガリ君」を体現しています。
田中です。どうも。
わたくし、お酒も嗜みますが、それ以上に甘党です。
会社の冷蔵庫には常に甘いものを常設しております。
ところが、先週の木曜日、事件が起こりました。
僕が夕方のおやつとして楽しみにしていたプリンが忽然と姿を消したのです。
もう17時以降の僕のテンションの下がり方は尋常じゃないですよ。
机とほっぺが同化したのか?ってくらい机にへばりつき動きません。
間違って食べるなんてことはありえないのですから。
『田中』とマジックで書いてあるわけですから。
もうこれは僕に対する宣戦布告。
僕も利益を損失したわけですから、強硬姿勢で戦う気マンマンです。
僕の状況を理解した周りの女子社員が、キットカットやらポッキーを差し入れしてくれます。
普段であれば僕はそれで満足します。大人ですから。
しかし、今回はそうはいかない。
なんせ、対象のプリンが『ふらの牛乳プリン』
皆さん知ってますか?
あのスプーンから零れ落ちるほどのトロトロで濃厚な味わいのプリン!
1,260円(4本)+ 送料
でネット購入したわけですよ!
給料が決してよくない僕としては最大級の贅沢なわけですよ!!
ふ ざ け る な
「田中ープリンもらったよーあれ美味いなぁ、どこで売ってんの?」
同期が僕に声を掛けます。
僕のチームのメンバの表情が凍りつく。
メンバの一人が同期に声をかけ、「いいから!いいからちょっと!」と僕から遠ざけようと必死です。
僕「大丈夫。あぁ。あれはお取り寄せのみだよ。催事とかはあるけどね」
同期「そうなん?結構高い奴?」
僕「まぁ普通のよりは高いかな」
同期「そっかぁ。じゃあコンビニでプリン2つくらい今度買うわー」
僕「OK」
メンバは不思議そうに僕の顔色をうかがいました。
そして翌日の金曜日。
僕の会社は仕事内容を全てネット上のスケジューラーで管理しています。
同期「え!?田中君?これって?」(スケジューラーを見ながら)
僕「なに?そもそもそれらはお前の仕事や。これからは一切手伝わない」
同期「急にそんなこと言うなや」
僕「ん?今までの労力をコスト換算してお前のチームに請求してもいいねんぞ?」
同期「いや、あの」
僕「この決定は揺るがない」
同期「プリン?プリンのことっすか?」
僕「あれを食べて高いかどうか聞いてくるような舌の持ち主が食ったことだけでも万死に値する」
同期「あれ、俺が取り寄せるよ。お前に買うから!いくら?いくらや?」
僕「6本入り?」
同期「何本入りでも!」
僕「じゃあ6本入り×2で。ただ全ては手伝わない。この機会に線引きさせてもらう」
同期「うっす!了解っす!」
僕「今すぐ注文しろ。今すぐ」
同期「了解しました!」
(チームのメンバに向かって)
僕「みんな、今週末はプリンパーティやで!」
メンバからの拍手。でも軽く顔を引きつっていたような気がする。