特開2002-346249 | 知財業界で仕事スル

知財業界で仕事スル

知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…

Pecanさん、有意義な情報をありがとうございました。確かに、この件も代理人は有名ですね!

「個人が出願したものを後から受任した」ということなんですね(?)少なくとも、経過説明としては。

本件、特に発明の名称のところで、笑えました。



ちなみに、私が実務上実際に遭遇した公報(先行技術文献)で最高のやつは、願書の発明の名称の欄に「請求の範囲」に相当するものが書かれていたもの。その結果、発明の名称欄が何行にも渡っており、異様な感じになっていました。残念ながら公開番号とかはもうまったく覚えていませんし探すこともできません。

私が実務上実際に遭遇した公報で実施例に関して最高のやつは、実施例の記載全部が1文で完結していたもの。1ページ以上に渡って1文。しかも、その中には変形例までちゃんと書いてありました。たしか、「(実施例の説明文)・・・となっており、上記○○はXXとなっていてもよい。」というような表現になっていて一文で完結していたと記憶しています。

ま、世の中にはいろいろ無茶をする人があるんですね。有名人は無茶をしない、というような事ではないでしょうし、代理人が有名人で且つ内容が無茶、というコンビネーションは当然に成立しえるということなんでしょう。