前回のブログで、「出会い」について書きましたが、
その後も引き続き、自分の中で、「存在」の感覚が深まっているように感じます。

自分の中ではおそらく微妙な変化なのですが、
出会った相手が、お互いの出会いに対して何かを感じて
伝えてくれることが最近とても多く、面白いプロセスです。

先日、御茶ノ水の京料理のお店でティムと食事をしていた時のこと。
そこを訪れたのは、おそらく3回目くらいなのですが、
お給仕をするのは、いつ行っても同じ、ひとりの素敵な女性。

いつも着物を来ていて、彼女の存在が安らぎを与えてくれます。
この店にとって彼女の存在は大きいなあと思っていたら、
帰り際にこういわれたのです。
「お客様にお会いすると、ほっとします。
立場上、本当はこんなことをいってはいけないんでしょうけど。」

同時にお互いの存在感を感じていたんですね。

最近、久しぶりに会った人にも、あとからメールをいただいて、
「存在感に触れ、幸せでした」といわれましたが、
これもお互い様。

またある日の夜、チェックイン前にホテルのロビーにいたら、
ある黒人の男性が(少し酔っぱらっていたのかもしれませんが)、
私のところに近づいてきて、「ねえねえ、僕みたいなニガーが
こうやって日本にいるのって、どんな風に映るのかなあ?」と
いうのです。嫌な感じはせず、チャーミングな雰囲気。

私がとっさにいったのは、「ニガー?
私には美しい魂(soul)に見えるなあ。」
おせじではなく、感じたままに言っただけ。

そして彼も私もにっこり笑って、ハイファイヴ
彼は友人たちと去っていきました。

これも、存在と存在の出会いと言えるかもしれません。
それは自由で、楽しく、美しく、心豊かなものです。

知っている相手でも、見知らぬ相手でも、
私は一期一会をこよなく愛します。

先週末の日本トランスパーソナル学会主催による
私たちのバイロン・ケイティ・ワーク体験ワークショップも、
とても充実した出会いの場でした。

ケイティ・ワークに熱心に取り組んでいただき、
とてもありがたく思っています。

最後にお知らせですが、3/2-4に名古屋でもケイティ・ワークを行います。
よろしければぜひ、ご覧下さい。