よしこ眼科クリニックのブログ

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八王子みなみ野駅すぐ:よしこ眼科クリニック院長のブログ 目の病気の解説や季節の出来事をお届けします

久しぶりにブログを開いたら

時があっという間に過ぎていることに気がつきました。


学校検診から眼科へのお便りを持ってくる子ども達も少しずつ少なくなってきました。


今、多くみられる病気は流行性角結膜炎と夏の花粉症です。流行性角結膜炎はアデノウイルスによる結膜炎で「はやりめ」といわれます。

保育園や幼稚園児、小学生たまには中学生、社会人、高齢者と、幅広い層となっています。

患者さんが目を触った手で、机やドアノブ、つり革などを触る、そこを他の人が触り、目や顔を触るということで、どんどん感染が拡大します。

人間は無意識に、1日何回も顔を手で触るらしいですから、先ずは手を良く洗う、消毒することが感染対策となります。

流行性角結膜炎になると、充血、涙目、瞼の腫れ、サラッとした目ヤニが出ます。

時には発熱や喉の痛みが生じることがあります。

他の人に伝染るため、充血等の症状が完全に治まるまで学校や園には通えません。

(法律で定めらています)

社会人で、飲食店、接客業等の方も自宅療養が望ましいです。社会人は職場に確認して指示を仰いでください。症状がある方は、必ず眼科を受診してください。何故ならば、放置したり市販の抗菌点眼薬だけで治療すると、角膜に混濁が生じる後々「眩しさ」「視力低下」が生じることがあるからです。

これから、梅雨の季節、じめじめした空気はあまり嬉しくはありませんが、街を歩くとあちこちに紫陽花が咲いていて心が和みます。

皆さま、どうぞお元気で……






早いものでもう12月がやってきました。

今年は4年ぶりにクリスマスツリーを飾りました。

テーマカラーは赤❤️

赤を中心にしたオーナメント、赤いリボンを飾りました。

赤は元気がでそう。この時期は寒くなりますから、赤をみて心を温め元気になって頂けると嬉しいです♪


ツリーの下には、ポインセチアの鉢植え。

このポインセチアは、葉の先がまるくて可愛いのです。

名前は「クリスマスマウス」というらしいです。


ポインセチアちゃん、クリスマスまで何とか元気に頑張って欲しいです。

この時期、掃除やお買い物などで忙しくなる毎日、皆様どうぞお元気でお過ごしください。



 近ごろは、デジタル機器が身近にあり、好きなときに動画を見たり、ゲームをしたり、勉強や調べ物をすることができるようになりました。

日常意識をしていないかもしれませんが、目を使うことがとても多いのではないでしょうか。


このたび日本眼科啓発会議において、6月10日を『こどもの目の日』として制定されました。



 生まれたばかりは僅かしか見えない赤ちゃんも、その後成長し、6歳くらいまでには視力1.0を得ます。

一方で、1.0に届かない「弱視」の子もいます。弱視とは遠視、近視、乱視があるために視力の発達が止まってしまう状態です。

弱視は早期発見・治療が大切なので、3歳児検診はとても重要になります。

また低年齢化する近視発症の予防にとって「6歳。視力1.0」はとても大切な節目と考えます。

そこで、「はぐくもう!6歳で視力1.0」という願いを込めて、6月10日を『こどもの目の日』に相応しい日と考えたようです。

「こどもの目の日」が広く皆様に受け入れられ、弱視やこどもの近視について関心をもって頂けると幸いです。


当院では、3歳児検診で指摘されたお子様、学校検診で指摘されたお子様について、適切な検査、治療を行っております。

高度治療が必要な場合には、連携医療機関へ紹介させて頂いています。

自費診療となる一部の治療は行っておりません。



いつものお花のレッスンで

クレマチスを中心にベトナムのハノイをイメージしたブーケです。