2012.12.28 パリ花の都ジョギング サモトラケのニケ10:29～ニケ11:11
⑩10:32 ドノン翼２Ｆはイタリア絵画
中世ゾーンは宗教画中心。そう言えば「やっぱりふしキリ」まだ読んでない
大澤真幸さんは、東大出身で京大教授を辞職した数理社会学者
奇抜で面白そうな著作が多い
⑩10:34 全部見るのに１週間かかる、と言われてるルーブル美術館
予習無しに来ると、どの画が誰の絵かとか全く分からず
とりあえず、多くの人が群がっている画を観賞することになります
⑩10:35 ヴェロネーゼが１５６３年にヴェネツィアで画いた『カナの婚宴』は、イエス・キリストの最初の奇蹟ガリラヤのカナで婚宴があり、イエスは母や弟子たちとともに招待された。ワインがなくなった後、イエスがしもべに「水をカメに満たせ
」と命じると、いつの間にかワインになってた
これで弟子たちはイエスを信じるようになった
まさにミラクル粉末ジュース（なつかし
）みたく粉末ワインがあれば実現できるけど
※粉末ワインあった！佐藤食品工業さんが開発酒の香気成分とアルコールをそのまま残し、水分だけを特殊な方法で取りのぞきました。理論的に不可能とされていたこの技術の発表はセンセーショナルな話題を呼び起こし、“ＳＡＴＯ”の名をグローバルに知らしめましたなお、粉末酒は酒税法でも正式に酒として承認されており、世界主要１７ヵ国で製法特許を取得しています。粉末酒を製造しているのは世界中で佐藤食品工業(株)だけ、新しい技術が食の可能性を拡げ続けています
⑪10:37 モナ・リザ
レオナルド・ダ・ヴィンチは１５０３～０６年にこの絵を描き、完成後はレオナルドの手元に置かれた。彼とともにフランスに移り、フランソワ１世が４０００エキュ(約１２００万円)
で買い上げ、フォンテーヌブロー宮殿に。ルイ１４世がヴェルサイユ宮殿に移し、フランス革命後、ルーヴル美術館に落ち着いたこの画は人が多過ぎてゆっくり見れませんでした
ダ・ヴィンチ コードみたく深夜に見に来るしかないか
⑪10:41 長い長いドノン翼２Ｆを西へとドンドン進んでいきます
ソファがあってゆっくり休みながら絵画を楽しむ人たち
と、せかせか必見と言われてる作品だけを巡る日中韓の団体客の二極分化
⑪10:47 ここは夏に行ったヴェネツィアのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂ミケーレ・マリエスキの１７３５年頃の作品
聖堂が完成したのは１６８１年なので、完成して５０年後ってことは、比較的新しい状態
⑫10:48 １８世紀ポーランドの大貴族・軍事指導者ポトツキの肖像画 キエフ県知事の息子に生まれ、２２歳の時に中央政界に進出国王は、彼にルーシ県知事職を与え、陸軍中将など要職を歴任し、１万ｋ㎡もの所領をもつ共和国最大の資産家の一人となる
議会代議員として席を占めると、外見上はリベラル派の啓蒙主義者・愛国者として人気を博したが、その広大な所領では王のように振る舞い、王位を半永久的に空席にした貴族による輪番制の国家体制を目指すようになる
日本にも似た人が
⑬10:53 ポール・ドラローシュ作『アルプスを越えるナポレオン』 政権の座に着いたナポレオンにとって第二次対仏大同盟の包囲を打破することが急務だったそこでイタリアの再獲得を目指し、アルプス山脈を越えて北イタリアに入る奇襲策をとった
これによって主導権を奪って、緒戦に大勝一旦苦戦を強いられるも、別働隊の活躍（友人の指揮官ドゼーは戦死）で劇的勝利を果たし第二次対仏大同盟を崩壊させた
⑬10:54 ジェルコー作『メデューズ号の筏』 １８１６年、３００人以上の犠牲者を出したフリゲート艦の遭難事件が題材ジェルコーはこの事件に惹きつけられ、事前に様々な事柄を調べてスケッチ、習作を繰り返し、生存者の２名に取材し、筏の精密な縮尺模型を作り、 死体置き場や病院で、死人や死にかけた人の肌の色や質感を直に観察し
作品を完成させた。彼の予測通り、この画はサロン・ド・パリで激しい論争の的となり、熱のこもった賞賛
と非難
とを同時に巻き起こした。 これによりジェリコーは国際的な名声を確立したいわゆるノン・フィクション画家の草分けって感じですね
⑬10:57 アングル作『オダリスク』 観者に背中を向けた裸婦は、冷静に観察すると胴が異常に長く、通常の人体の比例とは全く異なっているアングルが自然を忠実に模写することよりも、自分の美意識に沿って画面を構成することを重視していたことを示している。こうした「復古的でアカデミックでありながら新しい」態度は、近現代の画家にも影響を与えたただ、最近こういう体型の子っていそうな気がするけど
⑭11:10 ダヴィッド作『ナポレオン１世の戴冠式』 ナポレオンは１８０４年に即位式を行い、「フランス人民の皇帝」に就いた
この戴冠式には、教皇ピウス７世も招かれていた。それまで欧州の皇帝は教皇から王冠を戴くのが儀礼として一般的であったが、ナポレオンは教皇の目の前で、自ら王冠をかぶり政治の支配のもとに教会をおくという意志を示した
⑭11:11 サモトラケのニケに戻って来たしかしすごい人年間８００万人が訪れるってことは･･･火曜日が休みなので、単純計算１日２万６千人この日は繁忙期だから２倍して５万人くらいかなそう言えばドラクロワ作『民衆を導く自由（の女神）』がいない１２／１１に開館するルーブル・レンズの人寄せに駆り出されてたのかまた日本に来て下さい
てな感じで、絵画ゾーンをあとにするきむきむ一家なのであった
下の子が、足が痛い、お腹空いた、と言いだしたそろそろ限界が近づいてきたので、ドゥノンの１Ｆからナポレオンホールに向かいます
