きよの漫画考察日記628 北斗の拳第12巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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ついにね、北斗の拳のラスボスとでもいえるあの男が登場!
てめえらの血は何色だぁ!

お月様

さてさて第3の羅将ハンを倒したケンシロウ。さらわれたリンちゃんを救うため第1の羅将カイオウと激突!

がしかし!

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北斗琉拳、暗流天破!
カイオウの身体から発せられる魔闘気によってね、空間が歪んでケンシロウは位置を把握することすらできへんねん!この暗流天破の前では北斗神拳究極奥義無想転生すら無力やねん!

さぁボッコボコにされるケンシロウ。カイオウに握り潰されそうになります。

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まるでミカンの皮をむくかのように…いやいや、カイオウの手デカすぎるでしょ(笑)

そんな訳でケンシロウ救出に飛び込んだシャチ。だけどもカイオウの敵ではないんよね。そこに現れた援軍が!

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赤鯱!
海賊流の戦いとはいかなるものかと思いきや、カイオウに硫酸をぶっかけました!あんがい科学的やん(笑)

だけどもやっぱりやられた赤鯱。
シャチ「オヤジィ!」
赤鯱「へっへっ、最後の最後でへましちまったぁ…だがシャチ、助けたぜ、オレとおまえの恩人をよ。」
シャチ「し…しっかりしてくれオヤジ!」
赤鯱
「シャチ…大きくなったなあ…やっと会えた、わが子に…それもこれだけ強くなった子に…」
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魚編に虎と書いて鯱。タイガースファンにはたまりません。魚編に弱と書いて鰯とは雲泥の差ですな!

赤鯱「おまえのために死ねたんだ、オレは嬉しいぜ…それによ…親より先に子が死んじゃ親不孝てもんよ。」
「小さい時からオレはいつもお前を抱いてた。それが…それがおまえに抱かれるようになったとは…も…もっとつ…強く抱いてくれい。」
シャチ
「お…親父~ィ!」
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いいもんなんかね、息子に抱かれるってのは。俺もおとんを抱いてやるかぁ(笑)

さぁケンシロウを抱えて逃げ出すシャチ!時間を稼ぐため赤鯱海賊団はカイオウに襲いかかりますが…

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カイオウさん、そのポーズで「フオーッ!」って叫んでるとレイザーラモンにしか見えませんけど(笑)

さぁ追いつかれたシャチ。だけどもここでカイオウの魔闘気が消失!

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動けずともなお魂で闘い続ける男やねんケンシロウは!

そして!

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スタープラチナ発動(笑)
いやいや、スタンドではありませんよ。北斗宗家の血がその背に闘神を背負わせるねん!


そんなこんなでなんとかカイオウから逃げ切ったシャチ。だけどもその前に現れたのは第2の羅将ヒョウ!
なんとか言い逃れようとするシャチでしたが…
ヒョウ「血の匂いがしている!きさまは何者だ!」
シャチ「と…とんでもございませぬ。な…何者といわれましても私は名もないただのボロでございます!」
ヒョウ「フ…ウソをつけい!きさまの眼は朽ち果てたボロの眼ではない、光り輝いておるわ!」
シャチ「ど…どうかお見逃しを…」
ヒョウ「わかった。だがきさまのそのボロに似合わぬ眼はどう説明する。」
シャチ
「こ…この眼は生まれつきのもの。わたしのこ…この眼がお気に入らぬのなら、この眼を差し上げましょう!」

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シャチ「ひとつではまだ十分でございませぬか。ならばもうひとつの眼を!」
ヒョウ「もうよい!ひとつだけ聞こう、その背の男、その男はきさまの何だ?」
シャチ「す…すべて!たとえこの体が八つ裂きにされようとも守るべきすべてでございます!」
ヒョウ「すべて?男にそこまで言わせるとは、並の男ではあるまい。大事にするがよい!」

なかなかの懐の深さを見せつけたヒョウ、そんなヒョウの婚約者が…

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サヤカ!
この子、血統の良さはハンパないです。四人兄妹の末っ子なんやけども、兄貴はカイオウとラオウとトキやからね!まさに最強の兄貴達。学校でイジメられることはまず無いでしょな。

しかしそんなサヤカ、実の兄カイオウに殺されます…
サヤカ「な…なぜ?」
カイオウ「すべてはこのカイオウのため!」
サヤカ「で…でもわたしは妹…な…なぜ妹のわたしを…」
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サヤカ「な!?」
な!?と言いたくなるのは当然ですな、こんな無茶苦茶な事言われたら(笑)

カイオウ「許しは請わぬ、感謝もせぬ!」
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たった4ページでサヤカちゃん死亡。男に生まれていれば素晴らしい武道家になれたろうにな…

そしてサヤカを殺したのはケンシロウだと聞かされた婚約者ヒョウ…

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「砕き裂く」なんて言葉あるんかねぇ?砕けるなら裂けないだろうし、裂けるなら砕けないよーな気もするが…


そして2日後。ケンシロウ復活!骨折もしてたのに全治2日とは(笑)
シャチ「ケ…ケンシロウ、傷は?」
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医学的にはそんなわきゃないけどな(笑)


シャチ「そ…その言葉、親父に聞かせたかった!」
ケン「赤鯱やおまえはオレに何を望む?このオレの体、自分の体と思って言ってくれ。」
シャチ「ケ…ケンシロウ…わ…われら父子の望みはひとつ!あんたの望みと同じくカイオウの命!そのほかにはない!」
ケン
「本当にそれだけでいいのか。わかった!」{3AA1D065-F95A-44DB-B4F6-89F62CD1A667:01}



そしてケンシロウの前に現れたのは修羅のギョウコ。「ブタ」と呼ばれることを何よりも嫌う太っちょさん。
そんなギョウコに対し…
ケン
「オレは今日まできさまらは降りかかる火の粉だと思って払ってきた。だが…これからは違う。カイオウに与する者はこのオレ自ら戦い葬ってやる!」
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冷静に読み直すと、ケンシロウもなかなかに口が悪い(笑)

ギョウコ
「ブ…ブタじゃない!」
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「ほぴゃ!」(笑)やっぱり面白い断末魔に濁点半濁点は必須かもな…


そしてヒョウの元へ向かうケンシロウ。2人の戦いを止めたいシャチはついにバラしちゃいます。
シャチ「ケンよ!たとえ兄でも…ヒョウがおまえの実の兄でも行くのか!」
ケン「な…何!?兄!」
シャチ
「そうだ!」
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ケン「実の兄だからこそこのオレが倒さねばならぬ!かつて最も敬愛し兄と呼んだラオウもその野望とともにオレはこの手で葬った!」
結局のところ北斗の拳って話はたんなる兄弟喧嘩なんよね。

そして、ついにヒョウと相まみえたケンシロウ!

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ラオウvsトキに匹敵する、最強の兄弟喧嘩勃発!

がしかし魔闘気に目覚めたヒョウ、必殺の暗流天破!さぁどーすんのケンシロウ!

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なんとケンシロウ、自らの身体を高速回転(笑)
暗流天破とはね、魔闘気の流れで無重力空間を作り出す技やねん。だからケンシロウは自ら回転してその遠心力によって重力を発生させてん!
…ってどーなんでしょ、これは物理学的見地からみて正しいのかね?NASAで実験してもらわんと分からん!


さぁその頃ついにカイオウがその仮面をとります!その素顔は…!

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そーです、カイオウはラオウの実の兄貴!
カイオウ、ラオウは顔そっくりやのに、三男のトキは顔の作りがまるで別人。ふーむ、トキは母親似なのかも。

さぁそんなカイオウ、無茶な要求をします。

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天帝の血で北斗琉拳の呪われた血を洗い清めるつもりやねん!

そしてベッドに押し倒されたリンちゃんドキドキ

カイオウ「フフフ…見ろ!このオレを、最後の勝者カイオウの顔を!どうだ、情…愛…すべてが愚か者の証であったというわけだ!愚弟ラオウなど死んで当然!」
リン「だけどあなたはラオウに勝てない。戦っていれば必ず敗れていたでしょう。」
カイオウ「何?」
リン「愚かな愛に生きる者が最後には勝者となるのです!」
カイオウ「くふふ!くははは!血迷うたかリン!愚か者が最後の勝者になるとは正気とは思えぬな!」
リン「な…ならばあなたは何が最後の勝者になると!」
カイオウ
「知れたこと!最後に生き残るのは!」
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カイオウ「情に縛られ愛に死す、それが何になる!すべてはおのれを制し律するもの!だが悪には一切の制限はない!悪こそこの世を制覇するのだ!」
うーむ、清々しいほどの悪人ですな(笑)ただね、世の中で本当に唾棄すべきなのは「善人ぶってる悪人」なんよ。でも世の中ではさ、見てくれや言動だけの「悪人ぶってる善人」を槍玉に上げるよな…本当の悪を見抜く力がないねん…

そしてカイオウからリンちゃんへ究極の選択!

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ぶははっにひひこのあたりの身勝手さはやはりラオウと兄弟なんだと思わせますな(笑)


さてケンシロウvsヒョウの兄弟対決、その結末は!

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なんと背後からシャチが乱入!
ケン「シャチ、な…なぜ?」
シャチ「卑怯者とさげすまされても構わぬ、こんな形になってもあんたに生きていて欲しいんだ!オレは愚か者、死してわびよう!さらばだケン!」
だけどもシャチの自害を止めたのはヒョウ!

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ヒョウの記憶は戻ってました!
ヒョウ
「ケ…ケンシロウ…オレは…オレはおまえが帰ってくるのを待っていた!」
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うーん、言われてみると目や口元は似てるかなぁ…


そんな訳でケンシロウの封印を解くためヒョウが向かったのはヒョウやケンシロウの生まれ育った地、泰聖殿。
しかしそこにいたのはカイオウ!もちろんボコボコにやられるシャチ!

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「ぼちぼち死ぬか!」の間違いなんじゃねーの、これ(笑)「ぼつぼつ」って言うのかなぁ…?

さぁシャチにトドメを刺そうとするカイオウ!

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必死にしがみつくリンとレイア。
だけど冷静に考えるとさ、カイオウはリンちゃんに子供を産まそうとしてたわけやけども、この体格差でそれは可能か?どーやっても無理でしょう(笑)