ストマ閉鎖から1年 | 前向きに生きよう

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40代後半。潰瘍性大腸炎から大腸がんになり、大腸全摘出した男の日記。

すっかりブログの更新をサボってしまいましたが、ストマの閉鎖手術からちょうど1年が経過しました。
普通の生活を送り毎日仕事もしていますが、すっかり元気になったわけではなく、大腸全摘の後遺症であろう症状に日々悩まされています。
排便障害。とにかく便が出しにくい。
トイレに行く回数は1日に10回程度。便意を催してトイレに駆け込むが、毎回便が出るわけでなく力んでも便が出ないことが半分以上。便とともにガスが大量に出た後は3~4時間は便意を催すこともなく便漏れもないが、腸の中にガスがたまっているときは常に肛門部痛があり便漏れもある。パッドを24時間常に当てておかねばならない。
大腸全摘術を300例以上手がけている大学病院でも今まで2例ほどしかないような症状らしい。
排便造影という、これ以上恥ずかしい検査はないであろうような検査も受けてきた。
肛門狭窄も一つの原因になっているようだが、それだけではなさそうで有効な手立ては打てていない。
最近でこそ少し症状がましになってきたが、あまりにも便が出ないときは自宅で洗腸して便を出している。肛門からチューブを挿入してチューブから注射器でぬるま湯を注入し、そのまま注射器で便を吸引するということを繰り返す。ガスがたまっているときは、チューブを挿入するだけでガスが抜けて楽になることもある。洗腸の後に、ブジー棒を挿入して肛門狭窄を防いでいる。ソファーの上に横になってお尻を突き出して嫁さんに洗腸とブジーをやってもらっているのだが、本当に嫁さんには感謝だ。
排便障害が原因なのか回腸嚢炎もなかなか治らない。血液検査で炎症反応があるのと、夜になると微熱で熱っぽくなる程度であるが。
飲んでいる薬は、痛み止めと、胃薬、整腸剤。それと先月から処方された漢方薬。
痛み止めが処方されるようになったのは2月から。痛み止めを飲むようになってほんの少し便を出すのが楽になったような気がする。
漢方薬を飲むようになってまだ20日ほどだが、少し排便が楽になった。ような気がする。
主治医の先生の協力もあって、少しずつ快方に向かっている。ような気がする。
来月は大腸ガン切除手術から2年目のCT検査を受けることになっている。

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