手術前日 | 前向きに生きよう

前向きに生きよう

40代後半。潰瘍性大腸炎から大腸がんになり、大腸全摘出した男の日記。

いよいよ明日でストマともお別れ。
昨年の6月に手術して人工肛門になった頃はストマパウチの交換にも手間取ったり、肛門から漏れる腸液に苦しんだり、脱水状態になったりといろいろあった。
ようやく人工肛門を閉鎖できることは嬉しいが、術後の便のコントロールや肛門の痛み痒みに対してはかなり不安だ。
時間が解決してくれるだろうから、あせらずぼちぼち楽観的にいこうと思う。

今朝は朝一番に採血。
午前中にCTの予定だったので朝食はCTが済むまでお預け。
手術に備えて、看護師さんに臍をきれいにしてもらう。
昨年の大腸全摘手術の時は臍のところをたてに5cmほど切っての腹腔鏡下手術で傷口があったのと、臍のすぐ横までストマパウチの面板があったため臍が洗いにくくかなり汚かったようだ。
CTに呼ばれたのは11時だったので、結局朝食を食べたのは11時半頃。
12時には昼食。もちろん朝食を食べたばかりで腹は減っていなかったが、明日からしばらく食事ができないという思いからか、昼食も完食。

メインディッシュは牛肉のおろし醤油かけ。

15時からは大腸内視鏡検査(大腸はないので大腸内視鏡検査とは言えないが)。
かなり肛門狭窄がひどく、内視鏡が肛門から入らなかったので中止。
明日の手術時に、全身麻酔で眠っている間に太めのブジーで肛門を拡げたうえで内視鏡検査もすることになった。

腹が減っていた訳ではなかったが、明日からしばらく何も食べられないという思いから、ローソンでアップルパイとドトールでコーヒーを購入して飲食。

麻酔科の先生から、手術の際の麻酔について説明を受ける。
潰瘍性大腸炎チームの先生から、大腸全摘後の肛門ケアの軟膏の臨床試験の説明を受け同意する。

夕食のメインディッシュは味の南蛮焼き。
ゆっくりと味わって食べる。




夕食後シャワーを浴び、ピンクの洗剤でおなか周りを丹念に洗い、明日の手術に備える。

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