フィラFeb.便り⑧(隆美も驚いたに違いない…、) | 浅野嘉久公式ブログ

本当に偶然とは恐ろしいモノである。私も驚いたが、隆美はもっと驚いたであろう…。

 

隆美にフィラ入りを知らせなかった理由はこうである。今、社団「野口」は、その最高顧問である佳文が主導する、JADECOM(地域医療振興協会)との腹立たしい結末に関わる後処理の仕掛り真っ只中なのだ。その間に立っているハムレットが評議員会々長を務める隆美なのである。隆美も辛かろうが、今の彼が「野口」の総帥なのだからやむを得まい…。昨晩もそれを知る隆美は“少し話が出来ないか?”と、盛んに私を引き留めた。しかし、私にして見れば、隆美と私が話し合ってしまえば、その話の結末が既成路線(事実)となってしまう…。私はそれを避けたかったのだ。隆美には、失礼で冷たい男だと思われただろうが仕方がない。私はそそくさと「バナナリーフ」を引き揚げた。優しいジェントルマンである隆美は表まで追い掛けて来たが、マイクと私たちは彼に別れを告げ、そこを立ち去ったのである。佳文には、“強い口調でものを言うけれど、実の処は、情に竿差してしまう”私の悪い癖を見倣わず、頑張り抜いて欲しい…。私は(隆美に対して同じ轍を踏む事無く)踏ん張ったぞ!昨晩は…。