本日、2015年度新卒の16名が入社式を迎えました。
今年の入社式の祝辞では以下のことを述べました。
備忘録としても記録しておこうと思います。
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2015年4月1日という日は、みなさんだけではなく、弊社の属する通信業界にとっても私にとっても節目の日となリました。
まず、通信業界についてですが、ちょうど30年前の今日、それまで実質国営だった日本の通信事業が民間にも開放されました。
そして、ちょうど20年前の今日、私はみなさんと同じように社会人として入社式を迎えました。
自由化された通信業界が30年、私の社会人としての通信業界での経験が20年。
そう考えると、私は自由化された通信業界30年の内3分の2をこの業界で過ごしたことになります。
この節目となる日に改めて、通信自由化後の30年の歴史を振り返ってみました。
まず、1985年-1995年の10年は、固定電話が自由化により料金が低下した時期
次に、1995年-2005年の10年は、携帯電話とインターネットが普及した時期
そして、2005年-2015年は、スマートフォンが普及した時期
だと思います。
そして、2015年からの10年はIoTが普及し、今まで人同士のコミュニケーションを主目的として使われてきた通信回線が、「モノとモノの通信」に使われ初め、全ての人と物がワイヤレスの通信を使ってインターネットにつながる時代がやってきます。
そんな大きな変革期に入社されるみなさんですが、これからますます世の中の変化が早くなる中で、どのようにすれば活躍できる社会人になれるのでしょうか?
それは、「変化に対応できる人財になる」ことだと思います。
世の中の変化が早くなるということは、お客様のニーズや会社から求められることもあっという間に変わります。
その変化に合わせて対応できる人財は、やはり弊社のクレドを体現しているような人財だと思います。
まずは、「利他の精神」
利他とは、相手の願望を満たすことです。
目まぐるしく変化するお客様や会社・上司の願望(ニーズ)に応えていくという柔軟な姿勢は、必ず必要な資質だと思います。
次に、「挑戦」
周りのニーズの変化に合わせて、今までとは違う挑戦をしなければいけません。
新しいことに挑戦することは恐れもあり、なかなか出来ない人もいます。
しかし、新たな挑戦をし続けなければ、自身の成長もありませんし、周りのニーズに応えることも出来ません。
そして「プロフェッショナル」
周りのニーズに応えていくには、プロとしての実力が必要です。
ですので、みなさんは自己啓発を続けて下さい。
人生は一生学び続けるべきものだと思います。
先ほども話したように弊社のクレドを体現し、会社に貢献するだけではなく、社会に貢献できる社会人になって下さい。
今日から、みなさんはBasisの一員です。
私は、みなさんをBasisを共に創っていく仲間として採用しました。
これから、Basisの一員として一緒に素晴らしい会社を創っていきましょう。
本日は、入社おめでとうございます!