デザイン優先で良し | ひとりアーカイブス2012

デザイン優先で良し

加湿器置き場加湿器(±0の「Humidifier」)使用レポート。やはりデザイン優先の商品であることは否めない。先に言っておくが我が家としては機能に不満は無い。しかし使い方の細かい部分で少々不便な感覚を受けることはある。デザイン優先でない人は一般家電メーカーの加湿器を購入した方が良いのかもしれない…。
まずは給水。内部に加湿機能を実現するための「本体」があるのだが、そこに被せてある丸いデザイン部分をはずす。これが給水タンクになっている。このタンク形状を変えれば色々なデザインの加湿器を実現できるので、非常に現実的な構造だ。このタンクは逆さにした状態で水を入れる。その時、ハンドバッグのように持てる取っ手が付いているのだが、これを持ったまま蛇口から水を入れると確実にこぼれる。平らな所に置いてから給水カップのような物で静かに注がなければいけない。更に注ぎ口は一段奥まった所にあるので、注ぎ口のキャップを外してから付属のロート(漏斗)を付けなくてはならない。このロートは本体に収納できないので、別途どこかにしまっておく必要がある。じゃまだ。ちなみに本体へタンクは被せてあるだけ。被せると勝手に本体内へ給水される。でも被せてあるだけなので、ふいに持ち上げたりするとバラバラになる。水も少々垂れる。移動の際は気を使うのだ。
動作音はちょっと大きい。湯沸かしポットを再沸騰させているような音がする。寝室でも使うので、もう少し静かだと良いなぁ。空気清浄機を「一番静かなモノ」と選んで購入しただけに、加湿器の動作音が気になる。しかし蒸気式だから仕方ないか…。
最後に付属のアロマポット。説明書では「スポイトのようなもので入れて下さい」と書いてある。普通の家にはそんなもの無い。直径1センチ程度の小さなカップ部があり、そこへオイルを入れるのだが、小さすぎて入れにくいったらない。オイラは慎重にオイル瓶からいれたが、ちょっと面倒。洗浄もしにくい。
…さて、こんな加湿器、あなたは買うだろうか? 結局オイラは…デザインが良いから無問題なのであーる! 肝心な加湿機能はちゃんと利いてるしね。