ヨシカツの、教育の質の向上

ヨシカツの、教育の質の向上

入試業界歴・約30年のベテラン入試アナリストによる、
教育情報クリッピング及び分析のブログです。

約30年間、入試業界に身を置き、あらゆる入試の動向を見守って参りました。ペンネームは「吉勝」、教育研究者です。
モットーは「子供の教育は、世界的視野から」です。

当ブログの構成は、以下の通り。
【コラム】   教育について。
【アプライド】 小学生とその保護者を対象とした「時事講座」。
【情報クリッピング】 各種メディアからピックアップした教育情報。
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世界で戦って行くために、日本人の強みとはなんでしょうか?

日本人は勤勉だと言われていましたが、最近はどうでしょうか?

少々自分勝手になっている傾向があると言われます。

昔から、日本人の最大の武器は、察するということ。

一を聞いて十を知る。

自分の事は後回し、相手の事を優先する。

これが、日本人の真髄でした。

これが最近は崩れ去っていると言われているんです。

最大の武器を失うことになりますね。

子供のころから、言われたことしかしようとしない、言われたことしかできない。

そんな子供が増えているようです。

九を聞いて十を知るからはじめて、八を聞いて十を知ると言うように教育して行く必要を感じます。

そうすることによってのみ、察することができる人物に成長するのではないでしょうか?

察すること、すなわち器を大きくすること。

日常生活の中で十分鍛え上げることができます。

大人が子供に指示を出しすぎないことが重要ですね。
現在、日本では女性の管理職等の割合が先進国の中ではかなり低い数字です。

そのため、政府は女性の登用を促進するための政策を実行しようとしています

現在、東大の女性の比率は約18%しかありません。

5人に4人は、男性です。

東大に合格する能力を持ちながら、様々な理由で東大を敬遠する傾向にあるようです。

大学生全体の男女比率は、女子は、約42%あります。

東大の女子の比率は、少なすぎますよね。

絶対数が少ないところからの登用はリスクが伴うと思います。

自分の能力を活かしてもらいたいと思います。

さて、女性の登用のことですが、当たり前のことと思います。

男性に比べ女性の方が肝がすわっていますから。

ひとつ女性に提案するとすれば、正論を踏まえての正解を追求していくことをお願いしたいと思います。

比較的に女性は正論を曲げない傾向にあると言われているようです

正しい事ですから、問題はないのですが、それだけでは交渉は成り立たないないのが世の中ですよね。

正論の上に成り立つ正解を、時代の流れを読みつつ追い求めていく姿勢を身につければ、男性は女性にはかないません。

これからの日本が世界で戦っていくためのキーワードは女性の力の活性化です。

もちろん、女性に負けないよう男性も頑張りますよ。
グローバル教育をし、世界で戦える人材に育て上げようと日本でも色々研究がなされ始めています。

まずは、英語に軸足が向いているようです。

今や日本の大学進学率は、50%を越えているのが現実なのですが、トップ校の大学に入学し、一流企業に就職もしくは一流の資格を取得し医者、弁護士などの専門職、国家公務員等を目標にする親が日本では一般的ではないかと思います。

実はこの目標がグローバルスタンダードに反しているのかも知れないのです。

世界の一流企業の管理職の名刺をご覧になったことがおありでしょうか?

世界の管理職の名刺には、マスターかドクターの肩書きがついています。

大学を卒業した証の学士では通用しないのです。

より高い教養を身に付けなければ管理職にはなれません。

日本も、グローバル化を目指すのであれば、大学院の価値を見直す必要があるのではないでしょうか?
世界大学ランキングでは、東大は23位ですが、アジア大学ランキングでは、なんとか1位を獲得しています。

しかし、トップ10を見れば、日本2校、中国4校、韓国3校となっています。

年々中国、韓国に追い上げられているのが現実です。

京大7位、東工大13位、阪大15位、東北大16位、首都大27位、順天堂大学63位、早稲田64位、慶應72位。

さて、どう感じますか?

日本には資源がありません。

人材こそ資源です。

何とかしなければなりませんよね。

中国、韓国から日本人が言われていることをご存知でしょうか?

全く危機感のない人の集まり。

ばかにされているわけではありません。

現実ですよね。

普通は、9条の存在が危ないとなれば、学生、生徒たちは真剣に考え、自分達のできることを必死に模索し、実行に移しているはずです。

平和というよりは、能天気すぎるとアジア諸国からも見られています。

日本人の常識は、世界では非常識なんです。

日本人は正しいことをするが、交渉は全く行えない。

アメリカの意見だそうです。

お友達からもそのようにいれてしまいます。

英会話も大切ですが、古き良きものは継承し、時代の先取りを心がけ、人の話を良く聞き、臨機応変に思考し、結論を堂々と述べ、理路整然と交渉できる能力を育てるプログラムこそ必要だと感じるのですが?
世界大学ランキングで、東大は23位。慶應、早稲田に関しては400位圏外。
なぜ、このような結果なのでしょうか?
その理由は、海外からの留学生が少ないことと、外国人研究者が少ないことだといわれています。
日本の大学は、日本人のための大学として作られています。
よって講義は日本語で行われます。
最近は英語のみの講義も行われ始めていますが、まだまだです。
つまり、英語のみですべての単位が取得できません。
世界で評価を上げている大学は総じて英語のみで入学から卒業までまかなえます。
ここが大きな違いです。
では、早急にこのようなシステムが今の日本にできるかと言えば、残念なことですが、難しいと言わざるを得ません。
では、これからの子供たちは、どうすべきでしょうか?
答えは簡単です。
世界へ出て行くことです。
留学させるしか、今はありません。
英語の授業を充実させるより、幅広く留学ができるようなシステムを早急に取り入れることの方が簡単だと思います。
閉鎖的な日本を飛び出て、世界基準を身に付けさせ、世界基準を身に付けた子供たちが日本に帰り仕事をするということを実践することが大切ではないでしょうか?
教育の質は、指導者の質に比例します。
教育者を育てることが、世界で評価されることではないでしょうか?
日本人はメンタルが弱いといわれています。
一発勝負には、実力を発揮できないことが多いように思います。
実力はそれなりにあるのに、なぜ、実力を発揮できないのでしょうか?
文化的なことも関係があるのかもしれませんね。
日本人は優しいですから。
しかし、勝負では、そんなことは関係ありません。
実力を120%発揮するためのキーワードがあるそうです。
それは、決して比較しないこと。
してきたことだけが信頼てきることです。
夢だけを描いていても、その通りにはなりません。
勝つためには、戦略も必要です。相手の研究は必要ですが、比較は必要ありません。
無い物ねだりをしても、何も意味はありません。
劣っている部分は平均まで。
得意な部分は120%まで引き上げることが必要です。
そこまでして、勝負は時の運です。
何事にも動じない、冷静な行動は謙虚な感謝の心から生まれます。
身に付けたいですね。
志望校を決定する際には、色々なことを検討しなければなりません。
人生までは決まりませんが、学歴は決まると言っても過言ではありませんね。
子供の人生ですから、子供の自由にさせるのであれば、何も文句を言わないことですが、親の身になれぱ、そうはいかないのが現実です。
大学入試も多種多様化してきています。
親が自分の入試形式で子供の入試を考えているとすれば、大きなミスをおかしてしまうかも知れません。
親にしかてきないデータどりがあります。
子供はそこまで考えません。
是非、親が実行してください。
各中学、高等学校学校は、各大学と協議し、推薦の枠を決めるのか、この時期から始まるようです。
各種推薦入試の枠は、各大学とも増加傾向にあります。
つまり、学力試験の一発勝負の通常入試で合格できる人数は、年々減少傾向です
当然、大学の募集人数には推薦で合格する人数も含まれています。
どの中学、高等学校からどこの大学にどのくらい推薦枠があり、どのように選考されるのかを親は把握しなければなりません。
目の前のことを考えるので子供は精一杯です。
子供の将来を考え、是非実行してくださいね。
以外や以外、この学校からこんな大学へ推薦枠がこんなにあるんだ。
なんてことがわかるかもしれませんよ。
ほめられて、気分が悪くなることは、わざとらしい場合はさておき、うれしいものです。

自信にもなりますし、やる気もうまれます。


3つほめて、1つしかる。

昔からこれが原則のようです。

しかし、日本人は、このほめるということは、苦手ですよね。

グローバル感覚を養うためにも大切な能力です。
では、どうすれば、ほめることが普通にできる人物に成長できるのでしょうか?

それは、ほめられて育つことです。

ほめられて育った人がほめることができるのです。

藪から棒に誉めてもだめです。

誉める時期があります。

何かを始めた時。

途中経過。

成果。

この3つをほめることが大切です。

成果が悪い場合は、ほめる必要はありません。

反省と謝罪を逆に述べさせるべきです。

これが当たり前です。当たり前のことが一番難しいと言われます。

まず、主観的当たり前から客観的当たり前をマスターする必要がありますね。

当たり前の概念を勉強しましょう。
2014年5月発行のメディアからクリッピングした教育情報をご紹介します。
★赤文字は、特にお勧めの記事です。

【幼児】
★子育て命を始めよう
 AERA 2014年4月21日号

★心の育ちは「寝方」で決まります!
 エデュー7&8月号

★あなたの家はどのパターン? 寝方でわかる親子関係
 エデュー7&8月号

【小学生】
★来春入試で人気になる私立中高一貫校
 サンデー毎日2014年5月25日号

★開成×灘 校長対談 「できる子どもの伸ばし方」
 週刊朝日 2014年5月9-16日合併号

★集団授業塾と個別指導塾 どう活用する?
 進学レーダー2014年vol.3

★「私学もりもり放課後ライフ!!」
 いつまでも帰りたくない学校の秘密」
 進学レーダー2014年vol.4

★家庭円満が合格の秘訣! 夫婦で乗り切る中学受験
 Dream Navi 7月号

★成績が伸びた子は何をした? 算数の偏差値10アップの理由
 Dream Navi 7月号

★勉強ってこんなにおもしろい!楽しい学問の話
 Dream Navi 7月号

★親子でいく体験と学びの旅ガイドブック
 エデュー7&8月号

★ちょっと共依存・ちょっと自立
 実母との関係に悩むあなたへ
 エデュー7&8月号

★子どものトラブル相談室
 エデュー7&8月号

【高校生】
★東大・京大・国公立大医学部、早慶上智…
 タイプ別最強の高校ランキング
 サンデー毎日2014年6月1日号

★どこよりも早い2015年入試展望座談会
 サンデー毎日6月8日増大号

★「名門高校」が生んだ有名人たち〈上〉東日本編
 週刊朝日 2014年5月9-16日合併号

★1589高校 有名私大「合格実数」
 週刊朝日 2014年5月9-16日合併号

★名門高校が生んだ有名人たち〈中〉西日本編
 週刊朝日 2014年5月23日号

★「名門高校」が生んだ有名人たち〈下〉
 大調査 業界別 著名人の出身高校
 週刊朝日 2014年5月30日号

【全般】
★新生活ボッチ恐怖症を乗り越える5カ条
 AERA 2014年5月19日号

★実例 PTAはここまで改革できる
 AERA 2014年5月26日号

★兵庫県 中2男子が自殺 両親が告発
「校内のケンカをなぜ、警察に…。息子を追い詰めた学校」
 週刊朝日 2014年5月23日号

学習指導要項を変更し、世界で通用する人物に成長するよう論議されています。

コミュニケーション力、問題解決力、ディベート力等をつけるべく考えられています。

勉強と仕事の違いは、答えがあるか? 答えがないか?

の違いではないかと思います。

いくら答えがあるものを考えたところで知識にはなりますがそれだけのことにすぎません。

答えがないものを考える訓練を積み重ねなければ実力は身に付きません。

答えが1つではない問題に取り組む癖をつけることが、答えない問題に取り組む準備になります。

これは、家庭でも十分にできる教育です。

何かに取り組むとき、必ず3つの方法を考え優先順位をつけておくこと。

まずは、これだけです。

是非、実行してみてください。

1つしか答えを出せない子供達に気がつくはずです。