ムーミンみたいな妖精のようなお化け、だそうです | あなたの夜を埋める物

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Hummingbird in Forest of Space(DVD付初回限定盤)/吉井和哉


『Introduction』で、もう、もっていかれた。

1曲1曲、ヘッドフォンから鼓膜に届くたんびに、脳みその引き出しがあちこちで開いて、いろんな感情・考察・色彩そして言葉の断片が、マンガのふきだしみたいにぷわん、ぷわんと出てくる。そんな感覚。

何度も何度も再生して、
もっともっと確かめたい。
ハチドリが見た宇宙のひみつが、私の9月の夜を埋め尽くす。
文章にするのは、もうすこしそのひみつが理解できてから。
でも本当は理解できっこないってこともわかっている。けれど、それでも。

とりあえず、『ワセドン3』がこわくておかしくて大好き。
昔のアニメの終わりの歌みたいな「今まで楽しかったのに、最後になーんかちょっと嫌なもん聞いちゃったな」っていう、おどろおどろしくて悲観的なんだけど、かわいらしくてつい、笑ってしまう。

吉井和哉も言ってるけれど、これジャケのイラストをアニメにして『みんなのうた』絶対いけるって。
『メトロポリタン美術館』や『まっくら森』みたいに、21世紀の日本の子供達にトラウマを与えてしまえ(笑)
こういう歌が子供には必要なんだって。

みんなに死んだらいいと思われているピーナッツに似ている森の奥に住むお化け、ワセドン3~ワセドン3~♪