西尾幹二は、「つくる会」を離脱した後、八木秀次(「世界日報」で講演)やつくる会幹部が安倍や日本会議(統一協会+旧生長の家)とつながっていることを、2006年に自らのブログで、2009年に出版した平田正昭との対談本『保守の怒り』で厳しく批判しました。では、その西尾本人はどうだったかと言うと、西尾もまた、統一協会・国際勝共連合とつながっている学者なのです。

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>西尾 幹二 文芸評論家、電気通信大学教授/勝共=『知識』に対談 「『学歴万能』は終わった」 (八四年夏季号)、「テレビはタレントの玩具か」 (八五年四月号)など。アカデミー市民大学講座(八五年四月三日)講師 「欧米人から見た日本観の変遷」 (『パソコン追跡 勝共連合』青木慧著・ 汐文社、369ページより)

西尾がつるむ「新しい歴史教科書をつくる会(自由社)」には、統一協会や「世界日報」とつながり藤岡信勝、小山常実、小林正もがおり、西尾や「つくる会」と分裂・対立する「教科書会の会(育鵬社」)」及び「日本教育再生機構」にも、統一協会や「世界日報」とつながりの深い八木 秀次、高橋史朗、中西輝政、渡部昇一らがいます。つまり、西尾や「つくる会」と「改善の会」の争いは、統一協会の手先どうしの内ゲバ、或いは統一協会の手先どうしのマッチポンプなのです。



さて、面白いことに、西尾や「つくる会」と「改善の会」両者とも互いを「統一協会の手先だ!」と罵り合っていますが(どっちも統一の犬のくせに)。統一協会の手先の馬鹿保守どうしは、内ゲバの際、相手を「統一協会の手先だ!」と罵り、一応は統一協会批判をして(でも深い暗部にはつっこまない)自身が統一協会の手先であることを隠す、といった姑息な偽装と保身をやります。

「世界日報」に寄稿経験のある西村幸祐は、統一協会系のチャンネル桜に出演して、統一協会による対馬の土地買収を批判していました。元秘書の金森由利子が統一協会信者で、「世界日報」で講演した沖縄大学教授・宮城能彦とつるんで「ゴー宣ネット道場」を設立した小林よしのりは、安倍晋三と統一協会のつながりを批判していました。そして、1985年に統一協会系雑誌『知識』に出ていた西尾幹二は、八木秀次や「つくる会」幹部が安倍や日本会議とつながっていることを批判していました(最近、西尾は、安倍批判から安倍支持に寝返りました)。

西尾幹二と平田正昭の対談本『保守の怒り』では、岸信介と笹川良一が日本に統一協会を引き入れて似非右翼を作ったことに言及していましたし、小林よしのりの「ゴー宣ネット道場」ブログでは、岸信介はCIAエージェントで、岸や安倍親子が統一協会とズブズブで、日本の保守派が統一協会や国際勝共連合と関わっていたことに言及していました。統一協会の手先の西尾・小林さえも、「岸信介(CIA)―統一協会・国際勝共連合―保守・右翼」のつながりには(しぶしぶであるが)言及しています。ただ、この2人の共通点は寸止め役であり、「統一協会批判や小泉批判やアメリカ批判をし、脱原発まで唱えている俺こそ真正保守で愛国者」のポーズで、自らと統一協会のつながりを隠して人々を騙すことです。統一協会の得意の手口である「両建て」には、絶対に騙されてはいけません。



なるほど西尾氏真っ黒ですね。
しかし統一人脈と共産党はなぜこんなに内ゲバが好きなのか?
まるで大奥のようです。
誰かの寵愛を得たいのかな?
それが読者なら天晴なんですがどうも違うようですね。





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