豊前國一之宮・宇佐神宮

社格・旧官幣大社

御鎮座・大分県宇佐市南宇佐2859

電話0978-37-0001

御祭神

一之御殿・八幡大神(誉田別大神(応神天皇))

二之御殿・比売大神(多岐津姫命・市杵嶋姫命・多紀理姫命)

三之御殿・神功皇后(息長帯姫命)

宇佐神宮

八幡さまは古くより多くの人々に親しまれ、お祀りされてきました。


うさ境内


全国約11万の神社のうち、八幡さまが最も多く、4万600社あまりのお社(やしろ)があります。

宇佐神宮は4万社あまりある八幡さまの総本宮です。


うさ境内




御祭神である八幡大神さまは応神天皇のご神霊で、571年(欽明天皇の時代)に初めて宇佐の地に ご示顕になったといわれます。応神天皇は大陸の文化と産業を輸入し、新しい国づくりをされた方です。725年(神亀2年)、現在の地に御殿を造立し、八幡神をお祀りされました。これが宇佐神宮の創建です。


うさ境内



宇佐の地は畿内や出雲と同様に早くから開けたところで、神代に比売大神が宇佐嶋にご降臨されたと『日本書紀』に記されています。比売大神様は八幡さまが現われる以前の古い神、地主神として祀られ崇敬されてきました。




宇佐神宮


八幡神が祀られた6年後の731年(天平3年)に神託により二之御殿が造立され、宇佐の国造は、比売大神をお祀りしました。


宇佐神宮


三之御殿は神託により、823年(弘仁14年)に建立されました。

応神天皇の御母、神功皇后をお祀りしています。神功皇后は母神として神人交歓、安産、教育等の守護をされており、そのご威徳が高くあらわれています。


(向かって左側が上宮(じょうぐう)への石段・右手が下宮・片参りにならない様に上宮から参拝)

宇佐神宮


八幡大神の御神徳は強く顕現し、三殿一徳のご神威は奈良東大寺大仏建立の協力や、勅使・和気清麻呂(わけのきよまろ)公に国のあり方を正してゆく神教を賜ったことで特に有名です。皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟としてご崇敬になり、勅祭社16社に列されています。また、一般の人々にも鎮守の神として広く親しまれてきました。



宇佐神宮


八幡信仰とは、応神天皇のご聖徳を八幡神として称(たた)え奉るとともに、仏教文化と、我が国固有の神道を習合したものとも考えられています。その長い信仰の歴史は宇佐神宮の神事や祭会、うるわしい建造物、宝物などに今も見ることができます。千古斧(おの)を入れない深緑の杜(もり)に映える美しい本殿は国宝に指定されており、総本宮にふさわしい威容を誇っています。


(西大門・県指定重要文化財)

宇佐神宮



南中楼門(勅使門)





この南正門には、御本殿、一から三の御殿の拝所があります。

宇佐神宮


神宮内郭の南正門。勅使門で通常は開かずの門です。入母屋造桧皮葺楼門、正面5.34m、側面3.17m、背は10.6m。高良大明神、阿蘇大明神の二神を御門の神としてお祀りしています。



宇佐神宮


向かって左から一之御殿・八幡大神中央がニ之御殿と続きます。


宇佐神宮


国宝宇佐神宮御本殿

残念ながらこの時、国宝の御本殿は修復修理中で見る事ができませんでした、その代わりと言っては変ですが、上宮本殿の屋根に使う銅板(大5.000円)を2枚、奉納させて頂きました。完成は来年(2015年春)を予定しているそうです。


宇佐神宮の建築様式は八幡造(はちまんづくり)とよばれています。この八幡造は、二棟の切妻造平入の建物が前後に接続した形で、両殿の間に一間の相の間(馬道)がつき、その上の両軒に接するところに大きな金の雨樋(あまどい)が渡されています。桧皮葺(ひはだぶき)で白壁朱漆塗柱の華麗な建物が、横一列に並んでいます。奥殿を「内院」・前殿を「外院」といいます。内院には御帳台があり、外院には御椅子が置かれ、いずれも御神座となっています。御帳台は神様の夜のご座所であり、椅子は昼のご座所と考えられています。神様が昼は前殿、夜は奥殿に移動することが八幡造の特徴です。また、八幡造のもととなったのは、二之御殿の脇殿・北辰神社の建物ではないかといわれています。一之御殿が神亀2年(725)、二之御殿が天平5年(733)、三之御殿が弘仁14年(823)にそれぞれ建てられました。


また、楼門・瑞垣内には(末社)北辰神社の他に

住吉・春日の両神社が鎮座・祀られています。



下宮への参道

上宮から直接行ける参道がありますが、深い緑の中を歩くこの道は「特別な道」?、そんな感じさえする、宇佐で一番強く印象に残った参道になりました。

宇佐神宮





下 宮・こちらも一から三の御殿まであります。


宇佐神宮


嵯峨天皇の弘仁年間(810年代)勅願によって創建され、上宮の御分神をご鎮祭になったことがきっかけで、八幡大神様・比売大神様・神功皇后様は上下御両宮のご鎮座となりました。

「下宮参らにゃ片参り」と云われる所以です。下宮の八幡大神は、御饌(みけ)を司るとともに、農業や一般産業の発展、充実をお守りになるご神威を発揮されます。古くから日常の祭祀には、とくに国民一般の祈願や報賽(ほうさい)が行われてきました。





御朱印


一之宮専用御朱印帳に頂いた御朱印・先程のブログで載せた御朱印とは一部違う御朱印になります。



宇佐神宮


















オリジナル御朱印帳

宇佐神宮

















色違い有り(オレンジ系の色)



宇佐神宮





















グッド!                                                           


宇佐神宮・言葉では説明不可な神社です、伊勢神宮同様、一生のうち一度は行った方がいい神社ではないでしょうか。(ちなみに来年また行きます。)



以上、豊後一之宮・宇佐神宮でしたm(_)m



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