法律違反をしても、なおごね続けるとんでもない輩 | よろず「ゆんたく」広場

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ぎのわんシティFM「水曜ちゅらちゅら作戦」でパーソナリティーを務めるコギーのブログです。
「水曜ちゅらちゅら作戦」は毎週水曜日20時30分から20時55分に放送されております。

竹富町では中学公民教科書に東京書籍版を利用している。これは、竹富町が八重山採択地区協議会の決定に反して、昨年4月から町民寄贈という形で東京書籍を使用しているのだから、法律違反を延々と続けていることになる。竹富町で本来使用するはずの中学公民教科書は、八重山採択地区協議会(石垣市と竹富、与那国両町で構成)が平成23年8月に選定した育鵬社の教科書だ。そして、石垣市、与那国町は答申通りに採択した。しかし、竹富町は東京書籍を採択し、地区内で同一の教科書採択を求めた教科書無償措置法に違反する状態になった。このため文科省では県教委を通じ、竹富町に答申通り育鵬社を採択するよう再三指導したが、竹富町は従わないままだ。


そして、今回「文部科学省の竹富町教育行政介入へ抗議する集会実行委員会」などという団体が抗議集会を行い、竹富町教育委員会を訪れ、慶田盛安三教育長に対して集会で決議した主体性の堅持を訴え、東京書籍版公民教科書の使用継続を求める要請を行った。 要請文には、3月1日の文部科学省の義家弘介政務官による竹教委と県教育委員会への指導は、「地教委の教科書採択権限を踏みにじり、教育行政への不当な介入」と指摘。両教委に教育行政として行ってきた継続性を踏襲し、文科省の圧力に屈せず、教育行政を執行するよう強く求めた。
http://www.yaeyama-nippo.com/2013/04/05/東書版の継続使用求める-3団体-竹富町教委へ要請/


義務教育教科書無償措置法第13条4には「当該採択地区内の市町村立の小学校及び中学校において使用する教科用図書については、当該採択地区内の市町村の教育委員会は、協議して種目ごとに同一の教科用図書を採択しなければならない」とあるのだから、八重山採択地区協議会で採択された育鵬社の中学公民教科書を利用しないのは、法律違反である。こんな法律違反を是認し続けろという「文部科学省の竹富町教育行政介入へ抗議する集会実行委員会」の要求や、それに媚を売る竹富町の慶田盛安三教育長の行為は断じて許されない。これでは、ルール違反をしている者が子供たちルール順守を教えることになるが、当然子供たちはそんな連中の言うことに従うはずはなく、モラルは低下する一方だ。


安倍政権は、このようなむちゃくちゃな連中に対しては、制裁も辞さないという毅然とした態度で法律順守を指導すべきだ。