「誰もが乳房再建を受けられる日本を作るために」
というテーマ。乳房再建のインプラント保険適応が来春には可能になる予定。
（あくまでも予定ということでお願いします）
私も署名活動に参加させていただきましたが
いよいよって感じですね
講師は
癌研有明病院の矢島先生とナグモクリニックの南雲先生。まず矢島先生のお話から～。
「乳房再建の未来予想図」
来春から乳房再建インプラントの保険適応になる予定ですが
再建が保険で適応になるのでそれに伴い
再建希望をする人も増えると思います
ただ、全摘になって再建したとしても前と同じにはならないということ。
人それぞれ乳房の形や大きさも違うし
その人その人の違いに対応するということはやはり至難の業です
矢島先生は自家組織での再建もインプラントでの再建も
どちらもこなすマルチな先生です
そんな先生でさえ全摘前とは同じにはできないんです
（あたりまえだけど・・・
）術後に自分の思い通りのおっぱいにならなかった
等というクレームが増えるんじゃないかと危ぐされていました
人間ってどんどん欲が大きくなるから不思議ですよね～～
本物に近いもので充分満足できるという
患者側の
豊かな心と
正しい知識をもって欲しいとおっしゃっていました。そして南雲先生のお話～。
人はなぜがんになるのかというお話と保険適応の乳房再建に関して。
なぜがんになるか・・・というお話は
南雲先生の本を読んだので改めてフムフムという復習
（内容は省きますね～～）
保険適応の乳房再建に関しては
私も大学病院の形成の先生から聞いていましたが
来春にはインプラントが保険適応になる予定との事
保険適応のインプラントはラウンド形（お椀形）のもののみ。
アナトミカル（涙型）は適応外。
ナグモクリニックではラウンド形は以前は使っていたけれど
アナトミカル形が10年前位に出てきてからは主に豊胸に使用しているとの事。
なのでラウンド形では高さのあるおっぱいは難しい
そして下垂しているおっぱいの場合は左右のつり合いが難しい
比較的控えめなおっぱいはいいかもしれない
ということでした。
保険適応と適応ではない混合診療はできないので
その場合は保険が適応にはならない
対側豊胸する場合は保険適応なし
対側下垂で釣り上げする場合も保険適応なし
ちなみに私は再建側アナトミカルで豊胸側ラウンドです。
保険適応外なので来春までまたなくとも同じだし・・・
保険適応になるとしてもいろいろな制約があるんだな～
ま、そう簡単にうまくはいかないか・・・
あ・・・エキスパンダーはアナトミカルの一体型（って言ってた）というのが
保険適応になる予定だそうです
（エキスパンダーもメーカーがたくさんあるみたいですね）
これはかなり前進だとおっしゃっていました
ヨーロッパではどのインプラントも保険適応だそうですよ～～
日本ではアナトミカルの症例がまだ少ないので
これから増えていけば適応になる日もくるだろうとの事。
あ・・・そうそう・・・
放射線やっても今は再建できるそうです
放射線やって再建をあきらめている方大丈夫です。
癌研有明の体験者3名の発表も心に響きました。
みなさん本物ではないけれどおっぱいを取り戻して
すごくキラキラ自信に満ちていましたよ～～
乳がんになってもこんなに輝いているんだって思った。
素敵です
「おっぱいをつくる」著者の田中ひろみさんもお話してくださって
彼女は左全摘同時再建1回法で対側も予防的に全摘同時再建1回法をしたそうです。
予防的に全摘するのってアメリカではあるって聞いていたけれど
日本でもできるんですね～～
健康なおっぱいを全摘するのは勇気がいるけど・・・
体感会では再建された方の生おっぱいを拝見させていただきました。
中には触らせていただいた方もいます。
インプラントでもそんなに冷たい感じはしなかったなぁ～
自家再建の方もすごく綺麗でした
自分もこんな風になりたいな～って強く思いました。
見せていただいて触らせていただいてありがとう
この後懇親会も参加
mommyちゃん、KIKUNOちゃん、miちゃんにお会いしました～前回のKAHSのセミナーの時以来だったので
久しぶりで
嬉しかったし
楽しかったし
懇親会にはセミナーには来ているけれど
まだ再建悩んでいる方も多数いらしたので
これからどうしようって思ってる方もどんどん参加してほしいです。
乳がんで治療中なんだけど
みんなすごいパワフルですごく素敵なセミナー＆懇親会でした
私も輝ける気がする～～～～
次回はまた7月にあるらしいので
（その頃は私も完成してるかな・・)
次回も参加したいな～～
おまけ
大崎ゲートシティのイルミネーション
