米沢駅の移りかわり
明治32年(1899)~現在:平成24年(2012)
明治32年(1899)5月15日奥羽南線(福島・米沢間)が開通した。
その開通の直前4月28日免許町から出火、東に延焼して米沢駅ほ
か235棟が焼けたとあります。(花沢大火) 開通式の時には米沢駅
は無かった。? 明治34年に米沢・山形間が開通した。
さてその後、大正15年(1926)9月28日には、米坂線の米沢・今泉
間が開通、新潟県の坂町まで全線開通は昭和11年8月31日となる。
昭和5年(1930)1月15日駅舎大改築、米沢の玄関にふさわしいモダ
ンなテイシャバで、市民の自慢の一つであった。と米沢百年にあり
ます。写真にあるのは、人力車とT型フォード?でしょうか。
昭和13年(1938)に改築された米沢駅米坂線ホームである。表示が
右から『米澤、よねざは』とあります。ローマ字表記は左から
YONEZAWAですね。(^^)(^^)
昭和24年(1949)の米沢駅。この年4月24日奥羽線 福島・米沢間
の電化工事が完成しました。駅正面の上部に、左から『米澤驛』、
その上に YONEZAWA STATION とあります。市制60周年。
昭和28年(1953)の5万分の1地図 米坂線が通っている以外は
旧市内からあまり広がっていない、まだ コンパクト・シティー米沢。
地図の表記は 右から 『米澤市』ですね。
昭和34年(1959)の駅前のバス乗り場。ボンネットバスが懐かしく
思われる方は、半世紀以上生きてこられた方でしょうか。
鼻先の無いキャブオーバー(キャビン・オーバーハング)の
駅の表記の『米澤驛』が大きくなって、その下にYONEZAWAとあ
り、丸い時計がつきました。市制70周年です。
昭和57年(1982)の米沢駅。昭和40年頃まで平屋根だったが、その
後切妻屋根に改築された。表記は『米沢駅』になりました。時計も
角型にイメチェン。駅前のクルマも変わってきました。
平成4年(1992)7月1日、県民待望の山形新幹線が開通。その一年
後の平成5年7月1日に、国の重要文化財指定の米沢高等工業学校を
イメージした新駅舎が開業した。
現在に至る 113年間お疲れ様です。
これからもよろしくお願いします。