空知な上川地方は歴史的な少雪暖冬のようです。札幌についても概ねそうだが、区ごとの観測があるため、地域により違うのが面白いところ。

1中央区:北2西18の札幌管区気象台。意外と降雪量の平均値が高いのは一昨年の大雪が中央区もかなりすごかったからか。基本的に平均的な降り方。

2北区:太平12条のトライアルの裏辺りの土木センター。拓北あいの里の豪雪地帯から少し逸れている場所。それでも札幌では3指に入る観測地点。

3東区:北33条東18新道東駅近くの土木センター。丘珠や東苗穂等の豪雪地域とやや雪の降り方は違うものの北区に近い多雪地域の観測地点。

4厚別区:下野幌というか、北星新札幌高校のすぐ近くというか森林公園みたいな位置。年によるがよく降る地域。東区から江別岩見沢に流れる雪雲のもらい分けみたいな位置にある。今年はあからさまに少雪。

5清田区:平岡2条の土木センター。厚別区とさほど離れてないがこちらは降雪量自体は多からず少なからず。気温は低め。

6白石区:本通14の土木センター。こちらも比較的穏やかな降雪。但しJRの北側の白石区は、一気に東区・厚別区並みの雪の量となる事が多い。

7:豊平区 西岡3条にある土木センター。市内でも最も雪が少ない比較的穏やかな地域。特に今年は春が早そうだ。

8南区:南31条の土木センター。南区だが中央区南部という感覚で、決して雪は多い場所ではない。南区でも、他に公式観測地点で小金湯があるが、藤野や南沢など山あいの南区は小金湯を参考にしたほうが良いかも。

9西区:西野の土木センター。山の麓にある観測地点のためか、市内の観測地点としては屈指の多雪地域。最近は多いなりに少雪。

10手稲区:曙5条の手稲区土木センター。位置的には銭函や石狩に近い。比較的雪が少ない統計の場所だが場所柄、風向きで大雪にはなる事も多い。今年は手稲区が最も雪が降っている。風向きの影響か。