今シーズンの札幌主要観測地(9区)の総降雪量、積雪深の12月の総括。

①総降雪量(観測地は各区土木センター)
1位北区229cm
2位手稲区224cm
3位西区212cm
北区、特に毎年北区北部は最悪の降雪量。降雪量の多い石狩や空知に近いから当然か。
山あい(南区は今回の話では南33条のため割愛)の西区が市内では1番雪が多い統計。手稲区の降雪量は12/15に降った大雪が大半によるもの手稲山から南に沿って降ったためだ。例年は西区、北区、東区、厚別区、南区山あいが降雪量の多い地域だが今年はまだ厚別は豊平区や白石区などとさほど変わらない160cm。今年は風向きが安定しない12月のため大雪と少雪の区較差が特に大きい。
②積雪深
これは、気温差や降ったあと雪が融ける等の様々な理由はあるが、最近降った北区が83cmとなっている。雪の少ない豊平区や清田区などは30cm台と差が開いている。

総括・・・今年の12月は、15日に降った山あいの大雪と下旬に北側で降った大雪による局地的な大降雪以外は比較的穏やかな12月で、気温も含め全体を通すと平年並みの冬ではないかと。