松下幸之助の宗教観

今日は10/27火曜日。香川県・宇多津町は秋晴れです。今日も天に向かって仕事をしましょう！

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さて今日は、志ネットワークの上甲晃塾長メルマガの今日の内容が気に入ったので紹介します。

私は松下幸之助の宗教観が気にいっている。

「本当は、神さんなんか、おらんのや。ところが、人間は、神さんを自分でつくって、絶対的なものとして、人間の上においている。そして、目に見えない神さんを敬い、自分を戒めて、頭を下げる。そこが、人間の偉いところや。神さんは、人間が発明したもののなかでも、一番偉大な発明品や」。

松下幸之助はさらに言う。
「宗教は大事や。人間の心を救う偉大な営み。しかし、あまり、とらわれたらいかん。神さんは、自分でつくるものや」。

「神」とか「天」とかに対する考え方は人それぞれで良いと思います。強要するものではないと思います。

しかし、「神」の存在を信じられる人は、自分を戒めることが出来ますので、結果的に幸福感を感じられやすいと思います。何より、慢心せず、謙虚になれます。それが一番の効用だろうと思います。

一方、「神」を信じられない人は、やはり常にどこかで他人と比較したり、他人より優位に立つことなどで幸福感を得ようとします。そうなると、どこまで行っても上があるので、幸福感はなかなか感じられないのではないでしょうか？自分軸がなくなりがちです。

「神」は、自分の中にあるとも言います。信じるか信じないかも自分の中になります。あるといえばあるし、ないといえばない。これは、心の持ちようです。価値観です。

しかしながら、キリストとか仏陀とか、人々の心を救ってきた方々の根底に「神」だとか「仏」だとか、サムシンググレートだとかの存在があるとしたら、それは、その考え方の方が救われるのではないかと思います。

「神」「天」「サムシンググレート」に恥じない生き方をする。私は、これこそが一番良い生き方だと信じてやみません。