私の好きな漫画家さんの一人をご紹介。


末次由紀さんです。


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以前の記事にも書いたことがありますが、盗作問題(スポーツシーンなどのトレース)が発覚し、一旦は創作活動をやめられた方です。

刊行されていたコミックスは、廃盤というか、回収されました。


デビュー当時からファンだった私には、とってもショックな出来事でした。

なんだか、とっても悲しかった。

でも、それでも、彼女の作品が好きです。


最近、創作活動をまたはじめ、復帰後3作のコミックスが出ています。


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ではでは、彼女の作品で、好きなものをご紹介~


私は、彼女の作品は長編よりは、短編作品のほうがどちらかというと好きです☆



長くなりそうなので、今回はこのシリーズだけ。

「君の白い羽根」「君の黒い羽根」シリーズ
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この写真の本は、デラックス版です。


天使や悪魔、人が登場し、生きること、人とのふれあい、いろんな生き方、逝き方を描いた短編シリーズです

うーん、うまくいえないなあ。

この設定では、天使や悪魔の世界には、個別の名前がありません。



読んでいてつらいこともあるけれど、優しい気持ちに慣れる要素がいっぱい。

人に感謝することも思い出せる作品も多いですし、がんばろうって思わせてくれる作品も。


普通のコミックスの表題作となっているものもあれば、表題作としてではなく収録されているものもあります。

その後、デラックス版としてこのシリーズの新作や再録されて、『デラックス版 君の白い羽根』、『デラックス版 君の黒い羽根』がⅠ、Ⅱで発売されました。再録されていないものもあるけど・・・


このシリーズの中で好きな作品を挙げていきます♪

一応、薄ピンクの部分があらすじとか説明です。



『DX版 君の白い羽根Ⅱ』に収録されている、

☆「天使の声」 

いじめられっこで無気力な少年が、駅の売店の女の子に恋する天使に身体を貸すことに・・・。

天ちゃんのまっすぐな気持ちがいいし、何より、孝は、天ちゃんのおかげで、がんばることを知ったね。


         

☆「最上階のエンゼル」、

世界で時々起きる奇跡の正体を、女の子が知る話。

虐待を受けるミミと、彼女のために奇跡を起こす「きれいちゃん」のお話です。

きれいちゃん、名前をもらえてよかったね。



☆「幸福の星」

天使の虎ちゃんは日本地区天使会の大会で優勝し、人間に一つ奇跡を起こす権利を得た。

そのターゲットは、虎ちゃんが見守ってきた、足の不自由なみずほ。

みずほは真二郎が好きだけど、みずほの足の怪我を自分のせいだと思っている真二郎に、告白することも、真二郎から離れることもできない。そんなみずほが、自分の足で、ちゃんと歩いていこうと、奇跡の代わりに勇気を出す。



『DX版 君の黒い羽根 Ⅰ』収録の

☆「永遠の少女」

主人公の悪魔と、彼にふれることができたたった一人の女の子ひかりのお話。


大好きな作品。

ひかりの、”わたし、黒い天使に会ったことあるよ、小さい頃”っていう言葉が好き。

悪魔の切ない気持ちが・・・。




☆「永遠の少年」

11歳の春、エイズに冒された少年、律は自分の「死ぬ日」を知るために悪魔を呼び出した。

そして、その律にあこがれている同級生で、小説家を目指すのひとみ。


この作品は本当に好き。

図書館のシーンが好き。

あと、律の、

”あの星にあの子がいる。みんなあそこで生きてあそこで死ぬんだ。もどろう”

っていうセリフが・・・・いい。すごい。

悲しいけどね。でも、悪魔と、ひとみと同じように、胸に光は残ってるから。




『DX版 君の黒い羽根 Ⅱ』収録の

☆「13トワイライト」

自分が嫌いで、周りにも好かれなくって、13歳にはこれ以上の絶望は無かった。

”あたしくらいは、あたしを好きでいなきゃいけなかったのに”



☆「九月童話」

ストーリーをうまくかけない・・・


がんばって、生きようっていうメッセージ。



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これだけでも、長くなったな~。シリーズの中から好きな作品を絞ったんですがね・・・


というか、なんだか、うまくかけません( ̄Д ̄;;


説明とあらすじと感想とネタばれの境が。。。


他のお気に入り作品は、また書きます♪


他の作家さんも、また書きます~