うちのクヤY32の元ネタをご存じない方へ。
小田急クヤ31形検測電車 - Wikipedia <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A5%E3%82%AF%E3%83%A431%E5%BD%A2%E6%A4%9C%E6%B8%AC%E9%9B%BB%E8%BB%8A>
これに似せて、トレインスコープユニットによるカメラカーを作ってしまおうという魂胆。
先輩格の小田急クヤ31に敬意を表して、クヤY32を名乗ります。
車両搭載コードレスカメラ トレインスコープ TC-9set
¥12,800
ファーストステップ
通常、カメラカーからの画像にはカメラカーは写らないので、別に特に外装に凝っても仕方がないと言う考えもあり得ます。
しかしそれでは面白くない。やっぱり走らせて楽しい方がいい。
それもカメラカーを実物の検測電車のように使えたら、面白いかも、と思ったのです。
愛称は本家クヤ31はテクノインスペクターですが、うちはレイルドクターKを名乗ります。どっちにしろこの検測電車というモノは有名な黄色い新幹線(ドクターイエロー)と同じ考え方のものなんです。
夜間に線路工事をするのに、夜間に専用の車両で線路や架線を調べると普通の検測車は低速だったりするので、昼間に営業運転している線路を、通常の電車と同じ速度で走れる電車で線路工事・保線用のデータを取ってしまえば、夜の保線工事時間に余裕も出る、という話。
あくまでもメンテナンス用検測なので、お客さんを乗せるでもない業務用なので、通常の鉄道ではもう利行運転から引退した車輌を改装して使ったりしますが、新幹線ではドクターイエロー、在来線でも各社いろいろな車輌を使っていますが、最近のトレンドは検測車を新製してしまうというトレンドがあります。
で、我がよねでん線・北急電鉄でも、検測電車を導入するわけです。
IMG_1002 posted by (C)YONEDEN
工作法はすごく簡単でした。もとになる車輌は、もう走らせるつもりがなくなった中間車を流用、それに外装をデザインソフトでデザインしてプリントアウトし、それを両面テープで貼っておしまい。
ものすごい簡略化。今更窓あけ窓埋めなんて、昔の高校時代だとさんざんやりましたが、今は失敗が怖い。
その点この「ペーパースキン工法」なら、もとはプラ製の車輌なので頑丈だし、ペーパーだから失敗したらやり直せる。
で、それで前面はブラックフェイスの前面をデザインし、印刷。前面のガラス部を切り抜いてカメラの撮影口にする。
ここでプラ車体の妻面に穴を開けますが、これも特に難しくない。アートナイフをうまく使えばどうと言うことはないです。
そしてカメラを搭載。もともとが室内灯用の集電装置があるので、そこから給電。
屋根上はソレっぽく作成。一応架線検測もできるような感じにダミーを作る。
台車も軌道計測用の台車風味にします。
IMG_1034 posted by (C)YONEDEN
ちょっとアップにしすぎましたが、列車種別に「撮影」と書いてあります。これは元ネタのクヤ31が「検測」になっているので、真似。
IMG_1036 posted by (C)YONEDEN
架線検測用パンタグラフ。それっぽく。
もともと完全に中間車だったので、この屋根上機器は全部いろいろとジャンクパーツ箱から持ってきたパーツでそれっぽくしています。
で、撮影した画像。
とりあえずこれで一段落と言うことに。
ちなみに普通にカメラカーを買ったら、
トミックス 5591 JR西日本187系特急形気動車「カメラカー」2両セット TOMIX 5591シャサイカメ
¥41,790
Joshin web
こんなお値段になります。おそろしいです。
ダイナミックアークの原稿作業があるので、それで一休みします。
ダイナミックアーク、少しずつお客さんが増えてきました。ありがたいことです。
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