悪政は天災をもまねく。しかも、もっとも残酷な形で。 | モデラー推理・SF作家米田淳一の公式サイト・なければ作ればいいじゃん

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 昨今のねこたち。

image 075
『image 075』

 2匹でお外を見張り中。


 一部に今回の中国での地震をチベットでの中共の悪行に対する仏罰と言うひともいる。
 だが、それには反論があり得る。阪神震災とは何の罰であったのかと。

 でも、考えてみれば、あのときの政官財民すべて土地ビジネスで浮かれ狂っていたし、自衛隊はちゃんと警告していたのに自治体は無視していたし、やはりあれは阪神地域に及んだ災いとはいえ、その悪政はあの当時の日本政官財民の結果である。

 本当に罰を受けるべきモノに罰は及ばず、無辜の民に害が及ぶのがこの種の天災天罰説であるが、考えてみれば阪神震災がなければ、日本は大災害の救援体制の不備に気づかなかっただろう。同じように中国が本当に何が大事なのか気づけるかだが、ともあれ災禍に襲われた方々の安全と、魂の不滅と救済をただ祈るのみである。

 しかし、いつのまにかミャンマーの軍政独裁の害がぶっ飛んだな。アジアの独裁の陰には必ず中国がいる。しかも国民が反抗しようもないほどに経済的に国民を苦しめる大悪政。それについて何も言わない日本の中国ビジネスうんぬんの人々にも、生きていくためとはいえ、やはり責任はある。

 かつて大国と呼ばれていたのは米ソであった。しかし、一番たちの悪い大国となったのは中国である。中国に大国としての自覚と自制心、そして品格が備わらないのは、経済だけ、カネだけ、拝金主義の『先進』諸国の国々が短期的な利潤を求めて中国を安い労働力として搾取している部分が原因となっていることも否定できないと思う。
 もちろん、罪を追求すればきりがなく最終的には循環してしまうのだが、とはいえ中共の無理はいずれはじける。チャイナリスクはまだあるし、その精算となるショックは、もうすぐ起きるかもしれない。2008年はそういう意味でも恐ろしい年である。



■X-35JSF(1/144)模型。
 ヤフオクで購入。
 部品の合いが非常にいい。トランペッターのF-22なんか、組み立てには泣いたけど、X-35はぜんぜん楽。
 おかしいなあ、いろいろ調べると、トランペッターとレベルは関係があるはずなのだが。なぜだろう。
 トランペッターとは違うのだよ、トランペッターとは! と思ったのに、この両者はどういう関係なのだろう。なぞである。
 とりあえず素組。F-35は作中では「綾瀬」では謎の巨大戦艦の護衛機として登場するし、「極闘」ではJF-4という架空のFIを補助するF-3となり、時空異常を決着させるために一式陸攻と寸時の編隊を組むシーンがある。F-3には孫が、陸攻にはおじいさんが乗り組み、月夜を互いの目標に向けて突進していくのだが、その寸前の編隊飛行が泣けるシーンなのだ。
 そのシーンを何とか作れないかとやって、JF-4は今のところ代替案を考えてあるので、JSFも入手、あとは一式陸攻を手に入れるのみです。
 

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『image 083』

 大きさ比較。怪しい飛行機もあるが、それはそれとして。

 しかし、ホント、合いが良いなあ。楽々だった。
 それと、X-35はかなり小さい。武装をどこに内蔵するのか不思議。
 でも、量産機では変えてくるのかな。
 あと、インテーク形状がかなり特殊で、VTOL時に排気を再吸入しないための仕組みがつれている。リフトファンは水平飛行時には死重になるが、リフトエンジンよりははるかに良いだろう。
 F-22と比べると、かなり小型で、キャノピーの大きさを考えるとまた独特の感じがある。
 強そうと言う感じには至らないが、しかし軽量級で工夫の粋といった感じがわかって非常に良い。
 やはり航空モノとか、そういうモノを書く上で、立体資料は大事だなあ。


 
 で、レベル社の箱を見てみると、A-380の1/144があるようだ。
 ものすごい値段だけど、一度見てみたい。
 すごい。


 
 参項
F-35 (戦闘機) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/F-35_(%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F)