今日は通院日….
昨日の造影CTの結果とこれからの話をしに…
先月の診察日に今日はこれからの話をしたいと言われていたので覚悟して…

今朝は主人は自転車で駅まで…
後ろ姿を見ながら…なんだか悲しくなってきた…
自転車に乗ってる姿をいつまで見ていられるんだろうって….

今朝は電車で咳が出なくて良かった…

主人はお昼までで早退…
私も午後休を取って病院で待ち合わせ…
お昼は病院の喫茶で…

予定時間を少し過ぎて診察…
いつものように『どうですか?』で、始まりました…

咳が出る事、呼吸困難になる事、息切れがひどい事いろいろ話して…
食欲は?って聞かれたので、量は減っている事、体重も減ってきていることを話して…
お仕事は?って聞かれたので、今日も早退してきましたって言ったら驚かれていました…

昨日の造影CTの結果を…
1月のCTと比べるとかなり広がっていて胸水も…
肺のなかに新しい転移も…
リンパも増大…
転移肝癌もかなりの大きさに…
腫瘍マーカーの数字が今までで最高だったから覚悟はしていたけど…

4クール行ったフィフスラインも効いていないので終わる事に…
前に使った薬をもう一度使う人もいるらしい…
でも結果はあまり期待出来なくて、でも副作用は前よりもっと強く出るだろうと…
主人は今の抗ガン剤がもし効いていたとしても今回のように苦しいのはもうやりたくないと言っていたので、先生にも前の薬はもう使わない事と抗ガン剤は終わりにしたいと…

治療をしないからと言って病院と切れるわけではなくて月に1回の通院は続けて様子をみましょうと…
しんどくなったらすぐに来てくれたらいいと…

先生には仕事に来れている間はここでお世話になりたい事、仕事に来れなくなったら近くの病院にかかりたい事、家で過ごしたい事を話して…
主人の様子を見ながら進めてくれる事になりました…

気管に放射線をって話もあってその事も聞いてみたら、今回胸水があるのでいろんな事が重なっていると放射線をしても思った結果にはならないかもしれないと…前にも当てているし…

主人が一番聞いてほしかった事は…
残りの時間がどのぐらいあるのか…
2ヶ月でかなり大きくなっているので、これから大きくなるスピードはもっと速くなるだろうと…
正確な事は分からないが、1年生きられる事はまずない…半年も…って事でした…
悪くなると早いだろうと…

先生は3月末で転勤になるとかで、今日が最後の診察…
小細胞肺癌は初診から平均で1年2ヶ月と言われるなか2年間頑張って来られて途中で診られなくなるのは残念ですって…
4月の診察日には入院中病棟の担当医だった先生の外来に来る事に…
これからは緩和医療に…


次は腫瘍内科…
抗ガン剤は終わりにという話…
主人がここでもどのくらいの時間があるか聞いて欲しいというので…
主治医よりもズバッと言われるので主人は大抵の事を両方の先生に聞いてきました…
先生はやっぱり悪くなるスピードは速くなるだろうと…
1ヶ月ごとを見ていく事になるだろうと…
ここでも平均1年2ヶ月と言われるなか、2年間治療を頑張ってくださってありがとうございましたって言ってくださいました…
何かあったら午前中はここにいるから来てくれたらいいからと力強い言葉までいただいて…

今日の最後は放射線科…
主治医との話で主人も放射線を当てるのはやめておこうと思いながらの受診…
抗ガン剤治療を終える事を話して、先生もカルテを見ながら…
する事によって主人にいい事があればまたその時にお手伝いしたいと…
1ヶ月に一度の通院の時に顔を見せてくださいと…

泣かないように!って心に決めていたんだけど、主治医に残りの時間は?って聞く時には流石に最後の方は言葉にならなかった…
うんと踏ん張ってあとはなんとか普通にお話しできたけど…

主人も涙目に…

帰りは自転車は駅に置いてタクシーで…
歯医者帰りに取りに行ってきました…

主人の事を心配してくれている人達に診察結果の報告を…
主人も文章を作っていると泣けてくるって…

何人かの友人から顔を見に来てくださるとお返事が…

主人と残りの時間、楽しく過ごそうねって約束…
我が家には笑わせてくれる楽しい孫が3人もいるしね!