「にこにこでんしゃ」 ふくだすぐる作・絵 岩崎書店

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆


ガタンガタン ゴトンゴトン

でんしゃの なかに ウサギとカメが

のってるよ。

おサルとカニも 

のってます。

ガタンガタン ゴトンゴトン・・・


色使いがとてもきれいな絵本です。

でんしゃはいろんなお友達を乗せてガタンゴトンと進んでいきます。

途中途中いろんなハプニングが起きて、止まったりゆっくり進みますが、そんな時息子には

「あれれ・・・ どうしたのかな?」とか

「どうしたんだと思う?」と

問いかけながら読み聞かせました。


どんなことが起こったのかわかった時のぱっという笑顔は、一緒に絵本を読んでよかったなー

と思う瞬間です。




「くれよんのくろくん」 なかやまみわ作・絵 童心社

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆




しんぴんの くれよんが ありました。

「たいくつで、いやに なっちゃうなあ」

あるひ、きいろくんが とびだした。

「ずうっと、しんぴんの ままなんて もういやだよ」

そういって、つくえのうえを トットコ トットコ はしっていくと・・・



12色のクレヨンたちが大活躍する絵本です。

色の名前をだいぶ覚えだした息子にと選んだ絵本です。


きれいな色たちが大喜びしてお絵かきを楽しんでいる間、クロくんだけ出番がありません。

そして、みんなに仲間はずれにされてしまいますが、シャーペン兄さんのアドバイスで、みんなのけんかを止めることに貢献します。

このように様々な色が登場しますので、いろんな色の名前を覚えるのに一役買いそうです。


最後のオチは、幼稚園の頃自分が体験したときのことを思い出しました。

真っ黒の色の中からいろんな色が顔を出して、本当に驚いて、楽しかったなーと。

そのオチを理解するには息子にはまだまだ先のようです・・・。




「すっぽんぽんのすけ」 もとしたいづみ作 荒井良二絵 すずき出版

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★★☆


「はやく パンツを はきなさーい」と おかあさんは いうけれど、

おふろあがりは はだかが いちばん。

「こら まて。 まちなさーい」

「やーだよ」

「へへっ にわの そとへ でちゃえ!」

すると誰かが出てきましたよ。 どうなるのかな?


大好きな荒井良二さんの絵の絵本です。

裸ん坊のすっぽんぽんのすけは、自由に動きまわり、悪者退治をしたり、人(猫)助けをしたり大活躍。

すっぽんぽんで大活躍する様子が、大人も子供も楽しくなる絵本です。


2歳の息子ももちろん大好き。

裸で走り回るのがなんとも楽しいみたい。(いつもだめよ~って同じように怒られているからね)

荒井さんの絵がストーリーにマッチしていてとてもよかったです。



「さつまのおいも」 中川ひろたか作 村上康成絵 童心社

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆


おいもは つちのなかで くらしています

ごはんも たべるし

はも みがきます

トイレにもいくし おふろにも はいります

おいっちにー さんし にーにーさんし

みんなで トレーニングも します

・・・・どうして体を鍛えているのかな?



我が家のミニ菜園で先週おいも堀りをしました。

初のサツマイモ作りだったので、量は少ないしちょっと細身のサツマイモでしたが、芋ほりの前に息子にサツマイモに親しんでもらいたくて選んだ絵本です。


ちょっとストーリーに無理があるところがありましたが、単純でわかりやすく、息子も喜んで絵本を見ていました。

最後のオチが楽しくて、息子も大笑い。

お芋ほりのおいもとこの絵本のおいもが同一のものかわかったのかどうかは、不明ですが、芋ほりとこの絵本を読んでからはサツマイモを「おいもー」とか「ささいもー」と呼ぶようになりました。

そして、おやつのふかし芋大好物となりました。





「いいこってどんなこ?」 ジーン・モデシット作 ロビン・スポワート絵 もきかずこ訳 冨山房

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆




「ねえ、おかあさん、いいこって どんなこ?」

うさぎの バニーぼうやが たずねました。

「ぜったい なかないのが いいこなの? 

ぼく、なかないように したほうが いい?」・・・・

おかあさんはどんな風に答えてくれるのでしょうか?



子供と朝から晩まで24時間365日接していると、いつもいつも心穏やかでいられません。

おまけに子供のころから「短気は損気!」と嗜まれてきたので、ついイラっとしてしまっては、自己嫌悪に陥ることもしばしば。

今日の絵本は、ベビー&キッズのためにというよりは、ぜひ子育て真っ最中のママに読んでほしい1冊です。


現実の生活ではきっとバニー坊やのお母さんのようにひろーい心で常に接するのは難しいと思うのですが、自分の子はかけがいがなく、元気でその子らしくしていてくれることが親の幸せなんだなーとふっと肩肘張った自分を私のように脱力させてくれるのではと思います。


ぜひ手元におきたい1冊です。




「セミのたね」 阿部夏丸作 とりごえ まり絵 講談社

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★★☆

きょうは、あさから あおい そら。

おかあさんは、おせんたく。

なっちはね、あさがおを うえるんだ。

ところが、植木鉢に土を入れていると土の中からセミのあかちゃんが!

なっちどうするのかな?


ほんとうにかわいらしいお話です!

主人公なっちは朝顔の植木鉢に種だけでなく、セミのあかちゃんを入れます。

いつの日か朝顔の花とセミがなるように!


絵もきれいな色使いでかわいらしいです。

セミがどんな風に育つのか、朝顔がどんな風に育つのかそんな生き物の成長というのをわかってもらうのにも一役買いそうです。


2歳の息子はまだそこまでりかいできませんが、幼稚園くらいになったらもう一度読んで聞かせたいです。





「ちょっとまって ねるまえに」 竹下文子作 鈴木まもる絵 ポプラ社

読み聞かせ月 2歳1ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆



「サンちゃん、ココちゃん、ねる じかんよ」っておかあさんが いいました。

パジャマに きがえて、はを みがいて・・・・。

ちょっと まって。 ねるまえに・・・・。

おとうさんに ほんを よんでもらわなくちゃ。

二人はなかなかネンネしません。


妹と2人姉妹なので、子供の頃はサンちゃん、ココちゃんのようにして夜お休みしていたなあと思い出しました。

寝る前にお父さんと遊んだり、妹と二人で寝る準備したり・・・。

息子はまだ一人で眠ることができませんが、最近やっとぬいぐるみをねんねさせないとというごっこ遊びが出てきました。

眠ることが苦手な息子にと選びましたが、楽しそうなサンちゃん、ココちゃんを見てうれしそうに聞いていました。




「まわる まわる」 みやにしたつや作・絵 すずき出版

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆



まわる まわる くるくる まわる。

まわる まわる なにが まわる?


身近な回るものがいろいろ登場します。

2歳の息子はぐるぐる回るものが大好き。 家の中のファンやお風呂のお湯をぐるぐる回すのが大好き。

そんな息子にと選びました。

最後になるにしたがって、ぐるぐる回るもののセレクションが斬新になってきて大人も楽しめました。


最後の1ページは、ぜひ読み方を工夫して欲しいです。

我が家はお目目の前で指をぐるぐるして表現してみましたよ。




「ぼくは・・・」 三浦太郎作 ブロンズ新社

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆


ぼくは 冒険家

ぼくは 空想家

ぼくは ひとりぼっち・・・


シンボル化されたデザイン画のような絵本です。

読んでいるうちに、自分って一言で表すと何? そしてどんな姿?と興味が沸いてきました。

言葉だけだとすごくマイナスな雰囲気ですが、イラストになると思わずくすっとスパイスが効いていて大人が楽しみました。


当の2歳の息子にはまだちょっと早すぎました。

言葉の意味もわからないので、大人向きかな?




「すきすきどうぶつ」 今森光彦作 今森洋輔絵 童心社

読み聞かせ月 2歳2ヶ月

お勧め度 ★★★☆☆


わんわんわん こんにちは いぬさん

わんわん わんわん かけっこ だいすき・・・


たくさんの身近な動物達が登場します。

動きや表情がリアルでかわいい。

かわいいなと思うしぐさが描かれているので、息子に「かわいいね~」と声をかけながら読み聞かせしました。


我が家にはイヌ・キンギョ・エビがいますが、イマイチ一緒に生活していると実感がないよう。

イヌにいたっては生まれた時から隣にいるし、家の中の自分の手下と位置ずけているようで、なかなかかわいがってくれないのが悩みの種です。

この絵本で少しでもかわいがる気持ちが芽生えてくれればと思ったのですが・・・

なかなか難しいようです。