背中にはそれぞれの小さなリュック | 女家 女古

背中にはそれぞれの小さなリュック

685 :伝聞 :03/10/07 23:53
近所の奥さんのところは、ダンナ両親と同居。
女の子二人(5歳と3歳)に恵まれたが、トメは、男の子が出来ないのがいたくご不満らしい。
折に触れて彼女にだけ嫌味をいっていたそうだ。
ダンナにも話してはみたが「気にするな」「聞き流せ」その程度だったらしい。
子どもに直接言わないだけマシか、と、彼女もあまり気にしないようにした。

そんなある日、夕食の少し前に、上の子が下の子の手をひいて部屋の出入り口に立った。
背中にはそれぞれの小さなリュック。
ダンナが、なぜリュックをしょっているのか訊くと、上の子が
「おばあちゃんが、~(自分)も○○(妹)もいらない、男の子が欲しい、っていってたの。
(私達は)男の子じゃないから、(この家には)いらないの」

どうやら、トメの話を偶然聞いてしまったようなのです。
慌てるトメ、事の重大さに気づいたダンナ、娘たちに懸命に「そんなことはない」と
語りかける奥さん。

ようやく、別居に向けて準備が始まったそうです。
ちなみに、その時の女の子二人のリュックの中身は
お菓子とQoo(アップル)、ぬいぐるみとおもちゃが
一品ずつ入っていたそうです。。。


『勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 その38』