O田くん、M子ちゃん、ご結婚おめでとうございます。









また、ご両家、ご親族の皆様におきましても、心よりお喜び申し上げます。


このような晴れがましい席にお招きいただきまして本日はありがとうございました。


私、ただいまご紹介いただきました、O田くんの友人のけんと申します。


私のほうから、少しお話をさせていただきたいと思います。








O田君と出会ったのは高校の2年のときですので、かれこれ20年の付き合いになります。


高校時代、進学校の中でもO田君はとても博学で、何でも知っている、そんな子でした。


そして、意外かもしれませんが、彼は運動神経もとてもいいのです。



なんと50m走を6秒2で走るのです。














M子ちゃんを初めて紹介されたときは、


とっても美人でスタイルのいい子でびっくりしました。


やりおったなって思いましたよ。









ここで一つエピソードをご紹介したいと思います。


O田くんと私はかれこれ15年ぐらいでしょうか、


お互いの誕生日を祝いプレゼント交換をしています。










忘れもしない、私が28歳の誕生日のことです。



独り身の私は家で過ごしていました。


すると12時になって、O田君から電話がかかってきました。


あっ、これはお誕生日おめでとう電話だな、と。


もしもし、と私が出ると、



「お誕生日おめでとー! おデートしてますか?」



と聞くんです。









僕が独り身なの知ってですよ?いやな子ですよね。



僕が「独り身だし、家でおとなしくしてますよー」


って言うと、彼はこう言ったんです。




「もったいないですよ! 今日は外で星がきれいですよ!」って。







その日は雨だったんです。何いってんだと思って、



「今日は雨で星なんかどこにもないですよ」って私が言うと、





「何いってるのー 雨はすっかりあがって星がきれいですよ、みてごらんよ」





って彼が言うんです。










私は本当かなーと思って、自分の部屋の窓のカーテンを開けました。





実家の僕の部屋は一軒家の2階で、


目の前は駐車場で少しひらけているんですね。





でも窓からのりだして空を星なんかどこにも見えない。



「どこにも星なんかないよー 曇天ですよ!」



と私が言うと、彼はこう言いました。






























「どこみてるのさ!

 下にO田星が光っているでしょ!!」















下を見ると家の前の駐車場でO田君がこっちを見上げて手を振っていました。








そうなんです。


彼は、私のお誕生日にわざわざ家の前まで来てこんな手の込んだ仕込みをしてくれたんですね。











当時は元気がなかった私ですが、思わず笑って笑顔になってしまいました。






















今、振り返ってみて、私は20年間、このO田星と一緒にいました。


皆さんもO田星と過ごしてきた方はわかるのではないでしょうか。








彼は、人の幸せを願い、人を笑顔にしてくれる、そんな存在です。


















喜びや楽しみは、、、


司会者の方は倍増なんていっていましたが、


もっと、そう2倍にも3倍にも4倍にも無限にしてくれて、





そうして、悲しみは半減、、なんていわずゼロにしてくれる、そんな男です。














彼は必ず、M子さんを幸せにする、私はそう信じています。












これからは二人で明るく笑顔があって、

きらきらと星のように輝く家庭を築き上げていってください。


つたない話ですが以上をもちもして、私からのお二方へのお祝いの言葉とかえさせていただきたいと思います。






O田くん、M子ちゃん、

ご結婚おめでとう!!!
























という訳で今回はオチなしで、大親友O田くんが結婚しました!


俺以外ありえないだろうと思いつつも普段の素行の悪さで信用をなくしてて

他の人にお願いしてるのか、、、とちょっと心配でしたが

なんとかスピーチを任されました♪笑



えらい酔っ払わらされてちょう真っ赤っ赤な顔でスピーチをしたので

記憶があやふやですが、こんな話をしたつもりです。



スピーチ前に真っ赤っかになってって

ホテルの会場の子にえらい心配されて

「水飲んでスピーチ頑張ってください!」なんて心配されてましたが、

スピーチが終わったら

「今まで聞いた中で最高のスピーチでした。感動しました」

なんて言われてちょっと嬉しかったです。


また新婦側のまったく知らない人たちにも

「スピーチ最高でした!写真とらせてください!」と言われて写真撮られまくりました笑


また知らないおばちゃんに「とられちゃったね。。。元気だしてね」

と俺がO田君のことを大好きで落ち込んでるんじゃないかと心配されてましたが

まあそこは気にしない方向で。。。。(-_-)


正直、嬉しさ半分、寂しさ半分です♪



でもお二人のお幸せを心よりお祈りしています♪


けん