こんにちは!

最近不安定な天候で傘が手放せませんね。
私も雨の合間を見て、ウォーキングしています。
たまに青空がのぞくと気持ちがいいです。


今日は「よく噛む」ことのお話です。


現代は柔らかく食べやすい食品が多くなったため
弥生時代に比べると噛む回数が6分の1以下に減っているそうです。

「よく噛む」ことは、自分の体にもいい効果があるんですよ。

「よく噛む」ことで食べ物が細かくなり、消化の負担を軽減するとともに
唾液が多く出てきて、胃腸での消化吸収を助けます。
さらには唾液に含まれる酵素が発がん作用を抑制することがわかってきました。

「よく噛む」こと肥満の予防に効果的です。
お腹がいっぱいになったと感じる満腹感は脳が判断しています。
食べ物を食べると血液中の糖の値が上がってきます。
この時間は食べ始めてか20分くらいです。
この血糖値が満腹中枢を刺激して、満腹感を感じるんです。

ところが食べるスピードが速いと、この満腹感を感じる前に体にとって
余分な分も食べ過ぎてしまいます。
「ドカ食い・早食い」はカロリーオーバーとなって、体に蓄積されて肥満になってしまいます。
ゆっくり噛むことによって満腹中枢を上手に刺激して食べ過ぎを予防することが大切です。


「よく噛む」こと脳の細胞を刺激し活性化します。
脳の細胞の活性化により、反射神経・記憶力・認識力・判断力。集中力が高まります。
よく野球選手がガムを噛んでいるのを見ますが、このような理由からですね。
最近問題になっている認知症予防にもなると期待されています。


「よく噛む」ことで、虫歯や歯周病の予防になります。
唾液の洗浄・抗菌作用が働くためです。
「体の健康は歯から」といって、歯周病から生活習慣病を発症することがわかっています
そのためにも口内ケアの重要性が最近叫ばれています。


このようによく噛んでゆっくり食事をすることは、ストレスの解消にもつながります。
最初はよく噛むことが面倒くさいと感じますが、慣れてくると当たり前になってきます。
噛む回数は約30回くらいです。


体のために「よく噛む習慣」を取り入れてはいかがでしょうか!