わたしはどういうわけか病院に行く日は凄く後ろ向きな気持ちになってしまいます。正直、病院は行きたくないです。緩和病院は三か月に一度でこちらでは外科の先生と緩和の看護婦さんがお話をよく聞いて下さり、まだ入院は大丈夫か問診をしてくれたり優しいです。完全予約制で、こちらから検査を希望するとやってくれますが、わたし的にはまだしたくないし知りたくない・・・・・・・我慢できなくなった時の保険と同じ・・・・・・・

甲状腺の病院は月に一度でメルカゾールとロプレソールと血液検査のみ・・・・・毎月、看護婦さん泣かせの血管で・・・・・・

もう一軒は、ご近所さんの内科の病院でこちらでは我儘がいいやすくロキソニン・ロキソニンテープ・コールスプレー(ニトロ)・オプソ・メチコパール・サンコバなどなど・・・・・・・目の前が総合病院でそちらにも週一で勤務していらっしゃるので緊急の場合にはすぐにまわしてくれます。



病院嫌いのわたしが毎月きまってお世話になっている病院には、乳がん専門の病院はありません。



主人によく言われるのですが、君が出かけると必ず事件が起こるね!って言われます。いつもなにか面白いことはないかと・・・・・・・・思っていたかいないか・・・・・・

こんなことがあったのです・・・・・



病院の帰りの電車の中でのことですが、始発電車でちょっと強面のおじさんとわたしの二人だけでした。よほどお疲れなのか眠っていました。そしたら、強面のおじさんの頭の上に棚から新聞が落ちてきて、パラパラと一万円札が舞っているのです・・・・・・・嘘みたいな本当の話なのです。

あわてて強面のおじさんはお金をかき集めて数え始めました・・・・・・・・・なななななんと20万円



強面のおじさんはにこにこしながら私の横に座って来て、「誰も見てないし競馬新聞の間にはさっまっていたんだからどうせあぶく銭だよ・・・・・新聞なんかに挟んでおくから忘れるんだよな・・・・・あぶく銭は身につかねんだよな・・・・・・」

「どうだろう、半分ずつにしてもらっちまおうよ!」・・・・・・・・ひえ・・・・・あぶく銭だよ・・・・・身につかないんじゃあないの・・・・・・・「いいいいいりません」・・・・・・怖いよ~



強面のおじさん、「あんた欲がないね・・・・・じゃあ、おれがありがたくもらっておくよ!どうもね・・・・・」って・・・・・そそくさと電車を降りちゃった・・・・・



これってどう思う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・泥棒




              


     あぶく銭は身につかず・・・・・