旧盛岡銀行本店(岩手銀行中ノ橋支店)竣工は、明治44年。地上3階建ての煉瓦造、ルネサンス様式の建築設計者は、東京駅の設計をしている辰野金吾氏と岩手県出身の葛西萬司氏による。立地は、盛岡市を貫く中津川をはさんで、盛岡城を望む立地対岸の旧城郭は行政機関の集積するエリアだったのでしょう前面の道路は国道105号線で、奥州街道(陸羽街道)という好立地現在の商業地の中心は、盛岡駅側の方に重心が移りつつあるが昔はこのあたりが中心だったのが、分かります