今回始めてボート釣りナビを使ってみました。

DIY GPSは、これまで1年半くらい使っていましたが、現在地をさっとマークする機能がなく、魚探で反応のあった場所に印をつけておくとか、釣れた場所をすぐマークしておくなどができなかったのが不便でした。

それにしても、こんな便利で正確なものが、ワンコイン以下で手に入ってしまうとは、初めて使ってみたときは衝撃でした。GPSを広めたアメリカとアップルの功績でしょうか。

ということで、以前から気になっていた、ボート釣りナビを導入したので、今回デビューとなりました。ボート釣り初心者、おまけにアプリにも不慣れなので、勘違いなどあるかもしれませんが、気づいたことを並べてみました。これから慣れていこうと思っています。


1.バッテリーの消費
ボート釣りナビのほうが消費が早いように感じた。
使っているのは、iPhone4S(OSは7.1)で、電話の契約は終了しGPS端末として使用。ジャケット型の外付けバッテリー(ヤフオクで1600円くらいで購入した公称1900mAhのもの)をつけて、本体側のバッテリーが残20%の警告が出たら外付けバッテリーをONにするやり方。
これまでDIY GPSを使っていた時は、昼頃20%警告が出て、外付けをONにしてから夕方まで余裕で持っていたが、今回のボート釣りナビでは、11時前に警告が出て、外付けに切り替えたが2時過ぎに落ちてしまった。
「トラック記録の休止」はOffにしたくなかったが、アンカリングをしたら一旦そこで休止するなどのこまめな工夫が必要か。
ちなみにiPhone側は、画面の明るさはMAX、モバイルデータ通信オフ、自動ロック5分。

右側が外付けバッテリー。

iPhone4Sと外付けバッテリー


ボート上ではこんなふうに↓ビニル袋に入れて簡易防水。iPhoneの上部まですっぽり包む上部カバーもあるが、コンパクトさを追求し上部カバーは使わない。

iPhone4S


2.トラック記録ミス
バッテリー持ちが良くなるかと思って設定で「トラックの自動保存」をOffにしておいたのだが、バッテリー切れで落ちてしまったために、せっかくのトラックの記録が全く残っていなかった。残念!帰ってトラックを確認しようとして気づいた。早速設定を「15分ごと」にしておいた。

3.現在地をマーク
期待通りの使いやすさ。ただ、肝心の魚探の反応もイマイチだったので、マークしたい場面は1度しかなかった。おまけに釣果自体も振るわず、釣った時にマークするのを忘れてしまう始末。
アンカリングのガイドとしての使い方はとても助かった。

4.目的地の設定がラク
地図上の目的地を長押しするだけでよいので、これはラクで使いやすい。DIY GPSは、メニューから設定したければならなかったのが面倒だった。

5.画面が見やすい
DIY GPSは、デフォルトでは上部に緯度経度、下部にメニューアイコンが表示されるため、肝心の画面の範囲が狭く、表示設定を都度切り替えていた。ボート釣ナビだと、これらの表示が小さく、画面全体が広くなった感じがして使いやすい。
もっとも、画面下部をタップして出すメニューの表示時間が短く(トシのせいか?)、せかされながらメニューを選択していたのだが、ボタンの位置など慣れてくれば気にならなくなるのかも。

6.DIY GPSとのデータ共有
kml、kmzファイルなので当たり前といえばそれまでだが、これまでDIY GPSで溜めたログやポイントがそのまま読み込めるのはありがたい。

7.画面の反応はDIY GPSに軍配
地図のスクロールや切り替えなど、DIY GPSに慣れた自分にとっては少々遅く感じた。実用上問題はないが。


というわけで、バッテリーの持ちを解決して、今後はボート釣りナビをメインに使っていきたいと思っています。
それにしてもこれだけの機能が数百円で使えるなんて、改めて驚きです。DIY GPSにしてもボート釣りナビにしても、自分にとっては、毎月の料金だと言われても納得してしまうくらいの価値でした。