それは、こちらのお猫様
わたくしは、昨日めでたく30歳となりました
30年と言う、よくよく考えると途方もない年月を、
神様にでもなく、運にでもなく、母に感謝するばかりです
もちろん、あなたにも
おめでとうと、そう想ってくれてありがとう
1回目、2回目、正確に覚えていない年もありますが
恐らくこれまでで一番穏やかな誕生日でした
例年のような、充実した疲労感は無くとも
虚無感や苦しさを感じることも無く
それは多分、至極幸せな事で
近頃なんと甘党になったわたしとしては
ケーキが嬉しい1日でございました
さて、約4か月ぶりの更新となりましたが、皆さん
お変わりなくお過ごしでしたか？
わたしはひとつ歳を重ねた他にも、たくさんの変化がありました
おかげさまで、少しずつ回復傾向にあり
出来る事も、したい事も、日々増えているように思います
いつ、どんな形で再会できるかは、まだ明言できませんが
決して悲観的でなく、楽観的でもなく、前に進んでいます
わたしをそうして動かしてくれている力の多くは
愛情といった類のものなわけですが
前回、近況報告までにと更新した折に、そして昨日の誕生日に
いただいた沢山のメッセージや、お手紙、お花
あるいは、敢えてそっとしてくれた優しさは
わたしの知っている「愛情」という言葉では、
言葉にするとどこか希薄になってしまいますが
胸が苦しいほど、ありがたいと、嬉しいと想いました
自分に対する戸惑いや葛藤があり
色よい反応が出来なかった事もあったのですが
遅ればせながら、この場を借りて、お礼を言わせてください
本当にありがとうございました
感謝の気持ち、命の尊さ、縁の脆さ
忘れていると、痛い想いをすると知りながら
覚え続けているのも堪えるからと、努めて忘れている気もします
誕生日は、そんな教訓を唯一
悲しさや後悔をあまり伴わずに噛みしめられる日なので
大切で、尊い一日なんだと思うのです
今歳の目標は、あなたに会って、直接ありがとうと伝えること
これからも、どうぞよろしくお願いします
横井玲