ようやく年内でのフィットネスの仕事も落ち着いてきました、先週は新規に依頼された講習会があり、無事に終えられました。

今年は秋から初冬までは足の調子が思わしくなく、回復しかけてはまた痛みが出たりしながらも耐えながらやり抜きました。

私のように日本のライフスタイル向けにスポーツクラブ・フィットネス業界で太極拳や健身気功、武術系の運動をどんどんと導入し アレンジをして考案をしては、指導する仕事をしながら本格的に武術の普及活動をしてきた人は少ないと思います。

いつも人手不足のために怪我をしてでも代行要員がいないので、どんな状況でもやってきました。

何ゆえにこうしてやってきたか、というのはこれからの新しい時代に心身ともに健全で爽やかな武術活動を日本でどんどんと広めて多くの仲間たちを増やして繁栄を目指していきたいからです。

私たちのチームでは、みんなが明るく安心して積極的な活動を行っていますが以前は目的が不明瞭で何かうしろめたい訳ありな雰囲気に包まれた人々の組織が日本には多かったです。

それは日本国内にでも中国の問題とからんでいました、アメリカがバックアップしていた台湾、イギリスが植民地としていた香港と大陸の共産党政府との東西冷戦における政治的対立がそのまま日本国内の組織での武術普及事情にも影響していて日本人同士なのに同じ武術界でも相互不信を招くようなことがありました。

今から振り返るとすべては「そういう勢力」の人たちが関連していた、あるいは洗脳のような影響を受けていた世界だというのを途中で気付きました。

今ではほとんどそのような過去を知る人も少なくなるほど、そういった雰囲気の世界はなくなりました。

報道を使って中国アレルギーを引き起こしている人もメディアにはまだいますが、その無意味な報道に乗せられなくなりアレルギーを持つような人も実際にはかなり少なくなりました。

それにフィットネス業界から声がかかったのは非常に良かったと思います。そのおかげでいい仕事ができるようになり、新しい人々との縁が広がったからです。

そして上海や安徽省との古くからの交流を大事にしながら、同時進行で本格的な武術普及をも発展させ続けて後代を育成もしてきました。

今年は全体的にまとまりがあり、将来へ向けた自信を更に身につけられたと思います。

肉体的においてきついことはしょっちゅうですが、今までにやる人がいなかった世界へチャレンジしていくことには大きなやり甲斐があります。

時はかならず流れていきます。

その流れを自らの意識で自身に生かせるか、どうか。

気付くといつも時勢によって意図的に作り出される流行があります、そしてすぐになくなります。

時間を味方にすることは大事です、かつての過去の時間が今の自分を確固たるものにできるかどうか。

未来の実現を自分の目指すところへ行けるかどうか。

少年老い易く、学成り難し、というのは本当だと思います。

これからも精進をしていきます。