古来の日本は大和ともいい、大らかな「和」と尊んできたと思うのです。

最近、よく日本の歴史にて起きた事象をいくつか振り返り、改善のためにもいろいろと考えています。

「政:まつりごと」の部分では、司る人たちを動かすとは難しいので、その行われていく政の中で最大限、活かせることを考え、

悪影響を受けそうなことは、予測に備えをして対策をしていくことがベストだと思います。

思うに私は有り難いことに中国などの海外で学び鍛えられたことが役に立っているな、と感じることがよくあります。

中国大陸は広い、民族も多く人口は日本が1億2700万人に対して、中国は13億4500万人(戸籍が確認できるということですが、農村部ではもっといるということです)います。


日本人の感覚で中国人を理解することは困難だし、その逆もあると思います。

しかし同じアジアの中で日本は平和を尊び、中国は和平ということを考えています。


だからこそ双方が良くあるように、あるいは悪くならないようにするためにも直接の様々な角度からのコミュニケーションの実践が大事なのだと経験として理解しています。

私は中国で学んだ素晴らしい面では、当然武術運動。

そして高度な哲学や学問体系である易経や風水、陰陽五行説、老荘思想、

中国仏教、孔子や孟子などの儒学を生み出した畏敬の念を持っています。


たくさんの可能性を認めること。チャンスはかならず廻ってくるので、とにかくしぶとくめげないこと。

日本も古来より、中国文化から多く学び 取り入れ更に洗練・発展させてきました。

明治以降は欧州、近来の多くはアメリカ文化でしょう。

今は大切な分岐点の時代に来ています。


もうそれぞれに取り入れてきたものが全世代的に多種多様、分別が利かなくなっている印象を受けます。

この猥雑感覚が楽しくて分別なんか利かなくてもいい、という方々もあるのだろうと思います。

国際化に伴い、世界中からも日本に多くの皆さんが来て生活もしています。

いろいろと考えて、今年は多くの計画を立てて途中には変更したり応用したりしながらがんばってきました。


これからは新しくアジアの基準、日本という国の基本。

自分から見る世界、様々な人々。信仰を含む思想哲学や考え方。

世界の様々な人々から見えるであろう、日本人。

「我々のコミュニティー」そして「自分」


これからも自然体でみんなが仲良く力をあわせて日々の生活にも夢を持ち、

楽しく暮らしていけるようなライフワーク、そういった未来への展望を見て発展をめざしていける計画。

そんなことをテーマに来年は頑張っていきたいと今思っています。

基本的には「和」が重要なのだと考えています。