演武交流会を終えて2週間が経ちました、全体的に見て今回はとてもいい成果発表の会になったと思います。

太極拳や気功の教室でもとても良い活気が出てきて、これからの展望が開けて皆さんやる気充分になった方々が多くなりました。とても嬉しく思います!

今回は用事などが重なり見ることのできなかった皆さんから「次はいつやるの?」と聞かれますが、

今のところ準備に時間がかかるので一年に一回です、と申し上げています。

今回は特に半年前から準備して、途中に上海合宿をはさんで 合宿メンバーから本場での練習の雰囲気を武術院に融合して、

そこから昨年秋から練習してきた個人項目の仕上げに加えて対練、集体、オープニングとエンディング、そして今回一番人気の出た「もしものコーナー」シリーズをまとめました。

やっぱりしっかりと一年間の練習計画の中での実際の臨機応変と調整、そして総仕上げにも余裕が必要なのを改めて実感しました。

今月は全体を達観して、演武会用の練習から切り替えて基本功重視でのスタンダードトレーニングにゆっくりと戻しながら、それぞれから「今度はこういう風にやってみたい」という新たな方向性が皆さんから出てきてから、晩秋~冬型の練習計画に加えて組み立てていくつもりです。

今のところでは木蘭拳の基礎套路の創編と陳式太極拳養生功18式の普及が養生項目での活動の中心になります。

慣れてきている皆さんは伝統華侘五禽戯54式の通年練習。

武術院では今後は鷹爪拳、猴棍を行い 象形動作の練習をして演示技術を磨いて欲しいと思います。

鷹爪拳は胡堅強先生に学んだ技をもう少し付帯などをアレンジしてわかりやすくした規定套路としてまとめたものを行います。

猴棍は上海の猴王、花妙林先生に短期間でしたが教わったものに江蘇省の名師、二代目猴王と称された王金宝先生の套路を軸に

胡先生や四川省の熊長貴さんの技法を各々で工夫して練習して各自構成できるようになれたらいいと思っています。

長拳では四段の技法をやっていきます。

今ちょうど多くの教材から整理してこの寒くなるまでの間の練習メニューを組んでいます。

そしてこの冬は武術の基本がしっかりしてきた皆さんを中心に撃剣(ウェポン・スパーリング)をやってみるつもりで準備をしています。昨年取り入れた散手技術も合わせて試行錯誤ですすめていきます。

いろいろと大変な作業は多いですが、夢のある未来を思うと自然に楽しくなるものです。

これからも頑張っていきます!