自分の仕事人としての姿勢で大事にしていることは、

効率性と優先順位の2つをミスしないように心掛けています。

(こうして自分の意見を残していることも関係しています)


優先順位は時と場合において前後の対応をとることは大事ですが、

効率性はその人の考え方にも繋がっていると思います。


ですから時々私は、この2つの観点から注意して組織や人の物事のすすめ方をもよく見ています。

(そこに気付いて活かせることは多くあり、ゆえにその人の姿勢も解るものだと思います)


こうして考えてみれば今の不況と嘆く世の中の多くの問題点は

自ずと浮かび上がってくるのが解ります。

(しかし、もう踊り場にかかっている印象を受けます。頑張っている 優良な民間企業ではもう夏~秋には逆転・回復できるとみています)


例えば会社組織を見てみれば、

効率の悪い方法に気付かずに予算を多く計上し効果の上がらないままそれを繰り返せば、

どんどんと内情は悪くなります。


そこにこなしておくべき重要な仕事を後回しにして、

先にさほど重要でもない作業に多くの意識や人をおくようなやり方の組織は

これからの未来に発展することはないでしょう。

(以前の政府機関や行政関係の組織などは無用な時間稼ぎでもかつては仕事になりましたが、

所詮ただの息抜き仕事でもあり、これからはそのような存在は許されない時代になります)


それにここ2年ほど、多くの企業が若い人材を採用できないということは、

単にこれらの仕事のやり方を教えて自分から業績を上げる仕事ができるようになるまで

時間的猶予や報酬を支払うことが不可能であり、

もし負債などがあり、昨年から今の収益で収支をまとめて存在する従業員への報酬さえ

厳しくなっている、ということだけです。


(耐震偽装や捏造などを行ったところも一時期たくさんありましたがこの「効率」の意味の履き違えと

倫理道徳を破ったことが罪となり、そこからの悪循環が更に大きくなって人々に不利益を与えたことで

関係者たちは社会的制裁として罰せられたのです・・鳩山首相の偽装献金は逃げられるかどうか)


真の「職人」と呼ばれる仕事はこの2つがうまくいかなければ成り立たない、ということも大事です。


逆説的にいえば、効率性と優先順位の理解者であり、体現者ということができると思います。