9月9日晩の2009年医薬博覧会 ”中華薬都・養生亳州”主題晩会のステージで
自分たちの出番が来たのは夜の9:45ぐらいでした。
終えてから、そのまま着替えず すぐに会場を後にしました。
計算外だったのは庁舎の門を出ると警官がたくさんいて、車が通っていませんでした.
タクシーを探したら、警官が「四方1km以内は車両通行止めになっていると言いました。
つまりは1km先にしか車は拾えない、ということです、仕方ないのでとにかく歩きました。
やっと通行止めの向こうに着いてタクシーを見つけて乗り込みました。
ホテルに帰って荷物を最後にまとめて出発するためです。
11時くらいにようやくホテルに着き、すぐにシャワーを浴びて、全ての荷物をまとめました。
周金鐘老師と武志坤老師が一緒に部屋にやってきて「よくやったな!」と言われ、嬉しかったです。
それからまた五禽戯談義と講義が始まりました・・・
この両先生は本当に五禽戯が心から大好きなのだな、と実感しました。
7日に大会関係者用のホテルに移り、先生方とずっと朝から晩まで一緒でした。
先生方は朝から晩までずっと「五禽戯」一筋です(最近の私もそれに近いですが・・)
気付いたらもう12時を周ったので、亳州駅に向いました。
我々の乗る列車は1時10分出発です。
駅の中に入ったら、夜中でも待合い室はいっぱいでした。
今大きな駅舎建設をしていてその後はかなり便利になるそうです。
(そのための往きが大変だった理由が分かりました)
列車に乗り込んだら、
すぐにもう夢の中・・・
朝、目が覚めれば一面に広がる大地が見えました。
三国志の時代は、この中を馬で駆け巡ったのだから、
改めてすごいな、と感じました。
今回はイベント中だったので帰りのチケット確保が大変でした。
硬臥もたまにはいいもんです。
朝の10時半ぐらいに北京西駅に着きました。
それからホテルへ移動し荷物を置いて、王府井に出ました。
横脇に「王府井小吃街」と書かれた新しい通りがあったので入ってみました。
入り口横には、すぐ「烤羊肉串」とあったので久しぶりに食べたら美味しかったです。
以前は王府井の北京飯店の横を入ってすぐにあった店がお気に入りでした。
それから中に入るといろいろと水餃子や鍋貼などがあったので注文しました。
後で気付いたのですが、これらは前に百貨大楼の横の胡同のお店が移動してきたみたいです。
今、前のその場所は工事中でした・・
北京は2年ぶりです。
今回は久しぶりに中国武術協会を訪ねてきました。
章王楠先生と再会しました。
元安徽省武術隊の名選手で、賈平さんの先輩にあたります。
北京体育学院(現大学)卒業後に中国武術研究院の先生になり、
現在は中国武術協会(国家体育総局武術運動管理中心)の主任を務めています。
「奥様と亳州でお会いしましたよ」と聞きましたら、「電話があったから知っている」と言っていました。
しばらく私自身の近況もお話ししました。
章王楠先生からは、中国武術協会が目指している今後のこととか、
楊承冰老師は上海嘉定の少林武校に今いるようだ、とか、
いろいろとお話しました。
参考になるお話しをも聞けたので、自分たちの今後にも役立てたいと思います。
今回の滞在は、長いようで短い8日間。
しかし、正直自分の感想では 短いようで長い8日間だったのかも知れません。
またたくさんの勉強ができました。
人生は生きているうちに、どれだけ学べるかが、大事だと思います。
そう考えれば、人は一生「学び」の階段を上り続ければ必ず高いところへ届くと思います。
曹操の短歌行という詩の中で、
私の好きな言葉があります、それは、
「山は高きを厭わず、海は深きを厭わず」