華佗(華侘:かだ)と五禽戯、薫文煥老師を紹介します。
安徽省
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安徽省、亳州市
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神医「華佗」
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華佗は鳥、熊、猿、鹿、虎の動作を真似て身体を調節する運動療法を考案したとされ、
現代の気功法にも取り入れられています。
その華侘の創始した伝統五禽戯伝承者57代目が、薫文煥老師です。
薫文煥(1920年10月生まれ)
安徽省、亳州市十八里鎮の人、漢族
56代、譚継林(1896~1975)に学ぶ
薫老師と、58代目の周金鐘、修海燕老師と任淑美老師、
そして尊敬する元安徽省武術隊名将であり 師兄の賈平さんと共に。
会場は、亳州市 人民政府で行われました。
五禽戯は市の政府が力を入れて普及活動を行っており、
現在、中国国家の体育文化遺産として認められ、
今後はここが、国際的な普及の訓練基地になるそうです。
ちなみに老師の方々は市の職員でもあります。
薫老師からは、理論と歴史と五禽戯の身体への良い効能と、
現代医科学でも実証された資料などをご紹介して頂きました。
今でも、充分お元気で 長い論文からの解釈と、
古典の言い伝えを解りやすく、陰陽五行の理論と特性などをご教授頂きました。
時折見せる笑顔や、佇まいにとても深く 私は感銘を受けました。
そして、いつか私も薫老師のように、目指し頑張ろうと、心に誓いました。
実技は、繊細なところまで周金鐘、修海燕老師と任淑美老師に教えて頂きました。
毎日朝6時からの、曹氏公園の練習でも老師の皆さんは絶好調です。
華陀庵
亳州城内には華佗庵が建てられていて、今でもその医業を讚えており、
庵の裏に静寂な池があり、そのわきに五禽戲台と言われた指導場所があります。
終了式と記念式典を華陀庵で行いました、とても感激です。
記念式典で、私も太極拳を奉納演武。
http://jp.youtube.com/watch?v=7TY7Kwp8uuY
華陀記念館
華侘の肖像画
三国時代の地図があります。
この2世紀当時での日本はまだ国名を名乗っておらず、
「倭」と呼ばれていました。
その後に邪馬台国卑弥呼の使者が この魏国の地へ
来たことを思うと歴史的なつながりのロマンを感じます。
華陀の像
歴史はどこかで繋がっている・・そんな感覚を想いました。