華佗(華侘:かだ)と五禽戯、薫文煥老師を紹介します。


安徽省
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200504/teji-1.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%BE%BD%E7%9C%81

安徽省、亳州市
http://www.bozhou.gov.cn/


神医「華佗」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E4%BD%97



華佗は鳥、熊、猿、鹿、虎の動作を真似て身体を調節する運動療法を考案したとされ、


現代の気功法にも取り入れられています。


その華侘の創始した伝統五禽戯伝承者57代目が、薫文煥老師です。


薫文煥(1920年10月生まれ)


安徽省、亳州市十八里鎮の人、漢族


56代、譚継林(1896~1975)に学ぶ


かだ7


老師方々


薫老師と、58代目の周金鐘、修海燕老師と任淑美老師、


そして尊敬する元安徽省武術隊名将であり 師兄の賈平さんと共に。



薫文煥老師とともに


会場は、亳州市 人民政府で行われました。


五禽戯は市の政府が力を入れて普及活動を行っており、


現在、中国国家の体育文化遺産として認められ、


今後はここが、国際的な普及の訓練基地になるそうです。


ちなみに老師の方々は市の職員でもあります。



政府

人民政府1


薫老師からは、理論と歴史と五禽戯の身体への良い効能と、


現代医科学でも実証された資料などをご紹介して頂きました。



薫老師2


今でも、充分お元気で 長い論文からの解釈と、


古典の言い伝えを解りやすく、陰陽五行の理論と特性などをご教授頂きました。



時折見せる笑顔や、佇まいにとても深く 私は感銘を受けました。


そして、いつか私も薫老師のように、目指し頑張ろうと、心に誓いました。



薫老師1



実技は、繊細なところまで周金鐘、修海燕老師と任淑美老師に教えて頂きました。


練習1


講義1


練習2


毎日朝6時からの、曹氏公園の練習でも老師の皆さんは絶好調です。


練習4

練習3

練習6

練習5




華陀庵


亳州城内には華佗庵が建てられていて、今でもその医業を讚えており、


庵の裏に静寂な池があり、そのわきに五禽戲台と言われた指導場所があります。

 


華祖庵

かだ庵1


かだ5


かだ庵7

かだ庵6


終了式と記念式典を華陀庵で行いました、とても感激です。


かだ6


かだ12


かだ15


記念式典で、私も太極拳を奉納演武。


http://jp.youtube.com/watch?v=7TY7Kwp8uuY



華陀記念館



かだ1



華侘の肖像画


かだ庵2



三国時代の地図があります。


この2世紀当時での日本はまだ国名を名乗っておらず、


「倭」と呼ばれていました。


その後に邪馬台国卑弥呼の使者が この魏国の地へ


来たことを思うと歴史的なつながりのロマンを感じます。



かだ庵3


三国志 華侘伝 の全文が記されています。

かだ庵4

華陀の像



かだ4



歴史はどこかで繋がっている・・そんな感覚を想いました。


かだ17