「老子」に会いたくて、「道徳中宮」を訪れました。
ここ亳州は老子の出身地であり、荘子の生まれ故郷でもあります。
その老子廟が道徳中宮です。
「返樸帰真」
(心はいつも、純粋な木のありのままの姿のように帰ろう・・)
「上徳若谷」
(上徳のはたらきは、水の流れの集まる谷のように、その意を汲むもの・・)
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-10058009865.html
「道徳経上篇」
「下篇」までの、五千余言が刻み込まれています。
『老子道徳経』は5千数百字(伝本によって若干の違いがある)からなる。
全体は上下二篇に分かれ、上篇は
「道の道とすべきは常の道に非ず (道可道、非常道)」、
下篇は「上徳は徳とせず、是を以て徳有り (上徳不徳、是以有徳)」で始まる。
『道徳経』の書名は上下最初の字をとったもの。
多くの人が知る「老子」の思想、
しかし、それを日々の生活に活かしている人は何人であろうか。
「論より証拠」という言葉があります。
世間では「証拠の無い理論」が横行するからこそ、そういわれます。
だからこそ、私も声を大にして日々いつも言っています。
(いつもレッスンで耳にタコのできている皆様すみません、またここでも書きます)
実践と証明が、何が何でも とにかく先、
所謂、理論というものは解説して、多くの方々がより理解しやすいためにあるのです。
「証拠の無い理論」や「理屈」は不要です。
それを仰々しく語る人たちに不適切を感じることがよくあります。
時間はとても大事です。
時に、不適切で不適格なそれらを聞かされる 時間も労力ももったいないものです。
現代でも、実はどれだけ多くの時間が無駄にされていることでしょうか・・
私の感銘の受けた言葉が書かれてありました。
「返樸帰真」
(心はいつも、純粋な木のありのままの姿のように帰ろう・・)