今回の旅は、新しくなった北京西駅から始まりました。
我々の乗る列車を探し、
最近は大都市がほとんど、自由主義経済化による影響で、
自分の好きだった中国の面影はなくなってしまったけれど、
列車から見た中国はやっぱり広く安心しました。
途中、黄河を渡りました。
中国の中原の広い大地を見つめながら、いろいろと考えました。
9時間の列車の旅を終え、目的地の安徽省亳州に着きました。
ここは三国志の舞台になった地でもあり、
河南省と山東省と江蘇省に隣接したところで、
非常に物資に恵まれた土地でした。
ホテルに着いてから、すぐ老師の方々がかけつけてきてくれて、
まだ互いによく知らない内に宴会が始まりました。
そんなこんなで宴会も終わり、次の日の朝は
早起きをして、散策をしました。
曹操を祀る「曹氏公園」での練習を見学させて頂きました。
初めて見る伝統華陀五禽戯は、とても新鮮で、
様々な武術の動作のルーツになっていることを改めて実感しました。
さすが発祥の地、五禽戯の像の前での練習です。