横浜で開催されていたTICADで安部首相が5年間で最大3兆2000億円のアフリカ支援策を表明しました。
このうち約1兆4000億円が政府開発援助です。
このことはBBCなどの世界の主要メディアでも大々的に取り上げられたのですが、日本の新聞では皆無でした。
なんだか残念ですね。
日本はインフラ整備と共に人材育成にも力を入れようとしています。
具体的にはアフリカ10ヵ国に「TICAD産業人材育成センター」を設立です。
他にもアフリカの留学生の受け入れ支援なども行います。
また安部首相はテロ対策支援のために1000億を支援することも表明しています。
アルジェリアでのテロが日本でも話題になりましてが、アフリカではテロが重大な問題になっており、その解決に向けて日本も支援することになりました。
僕がTICAD関連のイベントに参加したときアフリカから来たゲストの一人が言っていました。
「最初に来たのは日本だが、最近は韓国や中国のほうがアフリカに来ている。もっとアフリカで日本のリーダーシップを発揮して欲しい。アフリカは日本を望んでいる」と。
お金の援助だけではなく、日本が得意なやり方でいろいろな形で支援できるといいです。