こんにちは、ファイナンシャルプランナーの新井です。

今年は、例年よりも暖かく、とても過ごしやすいお正月でしたね。皆さまは、どのようにお過ごしでしたか？　私はおせちやおもちをつい食べ過ぎてしまった様で、この数日間、駅までの道を歩いて増量分を消費しようと密かに必死です。

さて、昨年は夏に帰省したため、義父母から子供たちへのお年玉は郵送でいただきました。遠くにいながらも、こうして子供たちのことを想ってくれているのは、本当にありがたいことです。皆さんは子供のころにもらっていたお年玉、どの様に使っていたか、覚えていますか？　あらためて自分のことを思い返しますと、案外印象がありません。自分の子供にお年玉の使い方について話していて気が付いたのですが、何だかちょっぴり残念な気分でした。

去年まで子供たちのお年玉は、子供名義の通帳に貯めおいて、実際のお金を子供が使うことはありませんでしたが、今年は長女も小学2年生。春には3年生になります。2桁、3桁の足し算、引き算もマスターしたことを受けて、想いきってお年玉を子供の手に渡してみることにしました。もちろん、お小遣い帳とセットです。

いざ、やってみようと私から言い出したものの、お小遣い帳の書き方の説明から、お金の管理（早速おつりを紛失・・・）、お店の人とのやりとりまで、教えることはこと細かにいっぱいあって、結構疲れます。でも娘は目をランランと輝かせて「お年玉でこれを買おうかな」「お買い物付き合って！」と言って、とっても楽しそう。もちろん使うのは一部で、残りは一緒に銀行へ預けに行きます。それでも一度に使い過ぎないかどうか、何を買うのかなど、いろいろ口を挟みたい気持ちにかられるのですが、頑張ってぐっとこらえて、軽いアドバイスする程度に留め、子供の買い物を見守ったのでした。

考えてみれば、ちょっと使い過ぎても、あとから欲しくなったものが買えなかったときに「貯めておけばよかったなぁ」と後悔することも経験。失敗をはやくから経験してお金を計画的に使ったり、大事なものに使わなくてはと意識することが、大事なのかもしれません。ひやっとする場面もありますが、値札をみながら「これ、こんなにするの！買えない、、、」とか、「これなら買えるけど、いらないかな」というような発見を重ねて、視野も段々と広がっていくのかもしれませんね。

親子でひとつ新しいことにチャレンジしたお正月でした。娘は、はじめてのお年玉を使ったときのドキドキした経験を覚えていてくれたらいいなぁと思います。

皆さま、本年もどうぞよろしくお願い致します。

お年玉、どの様に使っていましたか？｜家計再生のマイエフピー