たんす着物の活用法 その二(状態を確認する方法) | 着物・帯:簡単着付けで和風美人~女を磨くあなたを応援

たんす着物の活用法 その二(状態を確認する方法)

たんすにねむっている着物の活用法のまず最初に行うのは、着物の今の状況を知ることです。

現在お持ちのお着物が、着られるかどうかをはっきりさせる必要があります。

そうはいっても、どこまでのものなら着られるのか、普段着ていないとわかりづらいかもしれませんね。

そこで、以下のようなことを目安にしてみてください。


・お嫁入り等若いころに、自分用にあつらえてあるお着物であれば、 よほど体型が変化していない限り着用できます。

・お持ちのお着物がお母様やおばあ様から譲り受けたものであれば、着物丈や裄丈(背中心から袖口まで)を測ってみて、 自分のものと比べてみてください。

自分用のものより少し長い程度なら充分着用できますし、 少し短い程度でもやはり着用できます。


・譲り受けたものが自分用より身頃の幅が少し広い程度なら、十分着用できます。

身頃の幅がやや狭い程度なら着用できますが、 あまりに狭いようなら着用できません。(着てみるといいですね)


・着物丈・裄丈・身幅が十分着用できるサイズであっても、色や柄が全くお好みにあわないようであれば、 そのまま着るというわけにはいきません。


・着用はできそうなサイズでも、柄や色が派手になりすぎてしったものは、そのままでは無理かもしれません。


・着用できそうなサイズでも、生地に痛みがあったりシミなどで劣化してしまっているものは無理かもしれません。



自分用であれ、譲ってもらったものであれ、

まずはたんすの中のお着物たちを広げて、サイズや劣化具合などを確認してみてください。



たんすの中の着物は宝物と同じです。

そのままで充分着られるものは、帯合わせを考えてどうかお召になってくださいね。

そして、そのままではちょっとな、という着物たちは、

染め替えや仕立て直し、小物へ変更、サイズ直し、リフォームで洋服に、あるいは誰かに譲るなど、

それぞれに合う活用法を考えていきます。



では次は、たんす着物の活かし方として、最初に「染め替え」のお話をします。


明日には書きますね!




書き終えましたので、。以下も参考にどうぞ。
  ↓↓
たんすで眠っている着物の活用法その一 (晴れの2日目に確認)
 


たんす着物の活用法 その三(染め替え)



たんす着物の活用法 その四(仕立て直して和装品に)
 


たんす着物の活用法 その五(小物への繰り回し)



たんす着物の活用法 その六(サイズを直して着用する)
 


たんす着物の活用法 その七(リフォームして洋服に作り変える)



たんす着物の活用法 その八(着てもらえそうな人に譲る)








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