待っている犬
東日本大震災で被災した犬猫たち
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3.11の翌年二月に発行された本。

保護団体ドッグウッドの活動を通して、
犬猫、飼い主、
生きている者、亡くなった者、
それぞれの思いが見えてくる。
どれも辛いものばかり。。
そして、
まだ終っていない。
せめて、
出来るだけ知るようにしようと思う。
東京にもくる震災で大切なペットと離れ離れにならないように備えようと思う。
本の中でも、飼い主の意識の問題点が挙げられている。
首輪やマイクロチップがあれば再開できたはず、、
フィラリア予防やワクチン、、
クレートトレーニング、、
どれも日常にも必要なこと。
多くの飼い主さんに読んで欲しい本。


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石巻で犬猫の保護活動をしているNPO法人アニマルクラブ石巻 代表 阿部智子さんの書いた本。

あの震災の日の体験、その後の日々、
いのちと向き合う著者の覚悟が見えてくる。

目の前のいのちを助けることに、人も動物もない。
と、私も思うけれど、そうではない現実。

動物を助けたいといいつつどこか他力本願な人々。

動物の為…の行為は本当に動物の為になっているのか。

大震災のことを知ることができる本であり、自分の活動を省みる本。





トリホン

2011年3月11日の震災後、

福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域に取り残された動物たち。


震災後すぐの3か月の状況をまとめた「のこされた動物たち」の続編で、

2011年7月から2012年1月末までをまとめ、震災後1年経った3月にだされた本です。


ペットと一緒に逃げた、または逃げようとしたけれど、

レスキューのヘリコプターやバスに一緒に乗れなくて、そのまま離れ離れに…

もう、怖くて、動物を助けようとするボランティアにも近寄れない犬が、がれきの中を走る。


警戒区域への一時帰宅で、家屋に戻った住人に鍵をかけられて、閉じ込められてしまった猫。


震災後、何か月も…

生きようとがんばる動物たち。


捕獲や、餌置きをしてきたボランティアさんにほんとうに頭が下がる。


最後に、「あなたにも、できること」として、

「寄付する、物資を送る」「里親になる」「一時的に預かる」「ボランティアをする」「知る、伝える」ということが紹介されていました。


目をそむけたくなる惨状に、知ることさえためらいたくなるけれど、

知らなければいけないんだと教えられた一冊です。


☆追伸

先日、「福島第二シェルター」(犬・猫)へのボランティアに行ってきました。

人手不足で、毎日の散歩もままならない犬たちの為に、ボランティアに出かけてみてください。


福島県動物救援本部

http://www.pref.fukushima.jp/eisei/saigai/volunteer/volunteer.htm


施設の様子(先日のボランティアの報告ブログ)

http://blog.goo.ne.jp/yok2yok2/e/096a562c90abb671853982aa74ad24ac










去年末に出た本


「動物が幸せを感じるとき

~新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド」


トリホン  


自閉症の女性動物学者の本です。


私たちが動物のおかげで人間らしく生きているのだから、動物に幸せな暮らしを与える責任があり、そのためにはどうすればよいか…ということが書かれています。


冒頭で紹介されていた繋がれて飼われていた雌のオオカミの話。

一緒に保護された別のオオカミたちが改善していくなかで、完全におかしくなっていた雌のオオカミは、行く手を人にじゃまされても、まるでなにもなかったようにふるまい、決して通り道を変えることはなかったという。


まるで、保護犬ノフくんみたい。

世界には自分だけ、のように見えます。

人も犬も猫も電柱も、

空気と同じ。


人のせいだろうか…


それは、さておき、


人も動物も同じように情動があるのだから、

健康的で、「怒り」「恐怖」「パニック」という好ましくない情動をとりのぞき、「探索」「遊び」といった刺激のある活動を心がけることで生活の質を保ち精神的な幸せを与える必要があるということ。

それは、肉牛であっても。


ひとつひとつがとても興味深い話で、また読み返したい本です。




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日用品に含まれる有害な化学物質は、皮膚から入り蓄積されて、体にトラブルをひきおこします。それは、次の世代や自然にも影響を与えるという事実。

私は皮膚が弱くないので気づきにくいだけで、赤ちゃんや皮膚トラブルのある人は敏感に感じ反応している、皮膚から入る有害物質。
まじめに考えると、今、身の回りにある洗剤、化粧品など、いろんなものが、危険で使えなくなってしまう!

~人の体のなかでは、頭、顔の皮膚は薄く、皮膚から吸収しやすい~

かろうじて、シャンプー類はできるだけ自然で質が良いものを使っていますが、化粧品は、、、そこまで考えてないですねー。

最近、洗濯洗剤をエコにこだわるメーカーにしました。

でも、有名メーカーの安い量産品にだって、エコって書いてあったりするし…