【読み物】aとtheの物語

aとtheの物語
最近、駅ナカの本屋さんが増えましたよね。
昼間の移動って当然仕事中なので、中途半端に時間に追われていることが多くて、ちょっと駅の本屋に立ち寄ってみても、いつもと違って長居することが出来ません。
そんな時に、ちょっと平積みで気になるタイトルがあると、衝動買いしてしまいます。
この本も、そんな衝動買いのうちの1つ。
英語を学ぶ日本人の殆どが悩む、aとtheの使い方を、これでもかこれでもかという程しつこく語っている本です。
シンプルだけどいろんな例文が出ているのでそこは良い。
悪い点は、日本語の解説がビミョーに破天荒で分かりにくいところ。くだけた口語体で、ぽんぽん飛ぶし。
物語というタイトル通り、教科書とか論文のような理論を期待してはいけません。あくまで物語なのです。
で、この本の主題は結局、「aとtheの使い方は文脈(context)で決まる」ということでした。
ちょっと感心したのは、文脈の響きの良し悪しでtheがついたりとれたりするってこと。論理的に見えて結構情緒的なのね。英語って。
