アナと雪の女王〝Let it go〟 | mizusumashi-tei みずすまし亭通信
アナと雪の女王
 アナと雪の女王(2014)
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所属しているフルートアンサンブル秋の演奏会のプログラムに、映画「アナと雪の女王」から松たか子の吹き替えで大流行の〝Let it go〟を演奏しようということになって、改めてYou tubuで聴いたり楽譜探しを始めた。とはいっても、フルート・オケ版楽譜などあるわけがないので、ピアノ伴奏付3部合唱用の楽譜から改めて編曲していただくことになる。〝Let it go〟は幼稚園児にも受けがよくフリ付でノリノリらしいが、曲の終盤ベランダへ向うシーンは、やはり腰を振りふり歩きながら歌うのかね。

イラストは「これでいいの(自分を好きになって)」のあたり、髪を解くところ。いっしょに歌いながら描いたけれどね。ディズニー・アニメは口中にびっしり細かい歯が描いてある。なかなか動物的というか、爬虫類的というか。これこそ文化の違いなんだろうね。

紙障子
 壽岳文章:紙障子(昭17.)靖文社

昼休み古本屋さんに(我らが赤字お荷物)情報紙を届けたところ、折よく壽岳文章「紙障子」を見つけた。「新聞雑誌などに書いたものが溜まったので」まとめたそうで、相変わらず和紙に書物関連、それに旅行記などに大別された雑文を集めている。戦時下でクロスや革装幀が難しくなり金箔押しは不可能になった。本文印刷用の上質紙も不足ぎみで、和紙が見直されるようになって(和紙の普及者としては)「実に愉快だ」などと書いている。

もちろんオール和紙を使った横型本、装幀&扉は芹沢銈介の型絵染と思ったが、タイトル「紙障子」の紙の〝右上の点〟が離れているから木版摺かも知れない。